【文スト】家族になりました パート３【男主】

愛が一つ　お気に入り数記念 ページ18

(最初の小説のお気に入り数記念をしたかったんですけど直ぐに続編に行ってしまってたのでシリーズ全てのをこれからやって行きます…!!)








ガチャ


｢戻りましたー｣


国｢…おかえり、A…｣


｢？｣


…あれ？


｢その子、どうしたんですか？｣


国｢あ、いや、あのだな…｣


…なんでそんなに焦ってるんですか。


｢…ていうか、その子福沢さんに似てますね…｣


身長はうーん…110cm位かな…？


着ているものは福沢さんと同じ着物だし。


雰囲気も、小さいながら気品があるし。


｢…｣


｢!?｣


全｢…？｣


｢この子は福沢さんの隠し子何ですね!?｣


全｢…え？｣


｢絶対にそうだ!!凄い似てるから!!｣


全｢…｣


｢酷い…福沢さん…俺というものがありながら…何処ぞの女と……うぅ…｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ


この子の歳は6歳だろうから、６年前…。


｢…俺がここに来る前のことか…｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ


しゃがみ込んでぐすぐすと泣く。


福沢さん、ヤったんですね…。


そんな馬鹿な事を悲しんでいると、不意に着物の裾を引っ張られた。


大方、あの子供だろう…。


｢…うっ…うぅ…なんだい…？｣


？｢…｣


子供はじっと俺の顔を見る。


必然的に俺も子供の顔を見る。


……見れば見るほど似てる…。


この子が福沢さんの子供…。


｢…｣ﾌﾞﾜｯ


全｢…｣


？｢…はぁ｣


｢！｣


た、ため息吐かれた…。


？｢…まだ分からんのか、A｣


｢…え｣


何で俺の名前知ってんの…この子…。


すると子供が俺に近づき、俺の頬に…。


｢!?｣


キスをした。


…え、なんで？意味わからん…。


？｢…ふっ｣


今度は鼻で笑われた…。


…え、何この子、最近の幼子はこういうことするんスカ。


｢｣


…よ、世も末だな…。


国｢…A、その子供は…社長だ…｣


｢｣


…何か、国木田さんが…言ってる…。


｢……え、社長って言いました？｣


国｢…｣ｺｸｯ


国木田さんが頷く。


｢…こ、この子が…？｣


国｢…そうだ…｣

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