ギルド ページ9
『へ〜…ライト君って錬金術師?』
「そうだよぉ?
15歳になったら魔術院に行くし
錬金術科に行こうかなって〜」
ライト君はゲーム上ではサポートキャラで
マジックアイテムやポーションを売っていた
RPG要素である意味大活躍したキャラ
ゲームでは魔法は使えないけど
そのぶんマジックアイテムを使って敵をバタバタと倒していた
…あれってライト君の作ったものだったんだね
てっきり売る仕事をしてるんだと思ってた
「…よし、テストも終わったし
これギルドに持っていかないとぉ…」
『ギルド?』
「あれ?アリスはギルド知らないのぉ?」
『えぇ、存在自体は知っているけど
私、一応公爵令嬢だから行ったことはないの』
「公爵令嬢…確かにそんな高い位の人はギルドに用なんか無いねぇ
…一緒に来る?」
『え!良いの!?』
私は思わず目を見開く
ものすごく興味がある
だってゲーム上ではギルド何て無かった
RPGだったけど、依頼を受けるシステムは直接きた
ギルドってゲームでも行かなかったから
何か興味が出てくる
「良いよぉ〜
ついでにギルドカード発行しちゃう?」
『確かに!楽しそ…
「お待ちください!」
…神父様?』
慌てたようにしてこっちに走ってくる
見た目は若いけど実際は還暦のおじさん
走ったら危ない…
「アリス様は特別なのですよ!?
ギルドカードを発行しようものなら
他の冒険者に狙われかねません!」
『えぇ〜!そ、そこをどうにか…!』
私が必死に頼み込むと、神父様は大きなため息をついた
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