検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:12,358 hit

#21 ページ21

.





…聞いてないよ、


ねえ…、慧悟?




小さい頃っていつから?
どうして言ってくれなかったの?






知らなかった。

おばさんも急病だって。






何でも知ってると思ってた。

1番大切なことを私は知らなかったんだ、。









安「 もしかしてAちゃん、
萩ちゃんの彼女だった…? 」







伺うような安井さんの言葉に小さく頷くと
言っていいのかなあこれ、と言いながら
安井さんは話し始めた。







安「 萩ちゃん言ってたんだよね。
彼女には病気のこと話してないって。


何で?って聞いたらさ 何て言ったと思う?
絶対病気治して、プロポーズするんだ、って。


めっちゃ惚気だし、強がりだなって
皆笑ったんだけど
萩ちゃんは大真面目に言っててさ。


幼稚園の頃に一生守るって約束したから
俺は強くいなくちゃいけない。
弱い彼氏なんて
カッコ悪いじゃないですか?笑、って。


あん時マジで萩ちゃんかっこいいと思ったし、
そんなに思われてる彼女すげえなあって
思ったのずっと覚えてるもん。



Aちゃん、
愛されてたんだね、」





.

#22→←#20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:n a g i. | 作成日時:2016年2月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。