幼馴染 ymmt ページ3
山本side
突然だが、僕の幼馴染は可愛い。
今は、幼馴染と2人で宅飲みをしている。
A「祥彰はさ、好きな人とかいんの？」
山本「え、？」
A「だーかーら！好きな人がいるか、いないか、聞いてるの！」
山本「……いるよ」
A「へぇー。」
僕はAが好きだ。
Aは物心がついた時からの幼馴染。
中学生くらいに僕は気づいた。そこからは長い長い片思い。
山本「そう言うAはいるの？」
A「いるよ。」
Aは顔を真っ赤にしながら答えた。
山本「…どんな人？」
A「優しくて、私を笑顔にしてくれる人。
………祥彰の好きな人は？」
山本「可愛くて、いつも元気と勇気をくれる人。」
Aはその人のことすごく好きみたい。
僕のこと、見てほしいな。
僕じゃ駄目かな。
恋って辛いんだね。
A「その人に言ってみれば？好きですって。」
僕がAに…？
駄目だよ。Aには好きな人が居て、それは僕じゃない。
でも、言ってもいいかな。好きです、って。
そして、長かった片思いを終わらせよう。
そうしたら、心置きなくその人とAを祝ってあげる事ができる。
山本「言ってみるね。」
A「頑張ってね。」
山本「……A。」
A「ん？」
山本「僕、Aが好きなんだ。
Aは気づいてないかも知れないけど、
僕はAにずっと励まされてもらってた。
そんな、Aが大好きなんだ。
こんな僕でよかったら、付き合ってください。」
A「……私も祥彰の事が好き。
こんな私でよかったらお願いします。」
山本「……可愛い。」
A「へっ？」
山本「顔真っ赤じゃん。」
A「〜〜っ！！見ないで！！」
顔が真っ赤になった彼女はとても、とても可愛かった。
あー、幸せ。
Fin.
ーーーーーーーーーー
いや、むずい。
Mr.Quiz
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作者名：わかれどころ。 x他1人 | 作成日時：2020年4月5日 23時
