クリスマス企画 ページ5
｢メリークリスマス、イヴですね｣
｢メリクリ〜｣
｢稼ぎ時ですよ？｣
｢それを店内放送で流すあたりな？｣
｢良いじゃないですか。周知の事実ですよ｣
｢そうだけどさ。ってか、クリスマスといえばケーキやん？｣
｢食い気凄いですね？｣
｢もはや食い気しかない｣
｢女性としてそれは如何なものかと思いますが？｣
｢まぁまぁ。んで、話戻すんだけど｣
｢はぁ……何ですか？｣
｢クリスマスケーキ、新メニューにあるんだよね｣
｢宣伝の仕方が雑ですねぇ……｣
｢仕方ないでしょ｣
｢まぁいいでしょう。ケーキがどうかしましたか？｣
｢ほら、あれさ。めちゃくちゃ可愛いじゃん｣
｢可愛いでしょう？マジカメ映えしますよ｣
｢アズ、よくそう言うのわかるね？｣
｢デザート監修は、ハーツラビュル寮のケイトさんにお願いしていますので｣
｢わぁ、凄く安心した｣
｢勿論、作ったメニューは宣伝の為にマジカメに、いち早く上げる権利を差し上げてます｣
｢凄い。けーくん大喜びじゃん｣
｢大喜びしてましたよ。どれが選ばれるかは秘密ですがね。勿論！経過はモストロ･ラウンジ公式アカウントにも載せてあります｣
｢どれが選ばれたか気になる人は、是非、クリスマス限定メニューを頼んでみてね！｣
｢後悔はさせませんよ？｣
｢ポイントはいくらつくの？｣
｢限定メニューは4ポイントですね。ポイントを稼ぐチャンスでもありますよ？｣
｢あ。サンタさんの飾りで思い出しちゃった｣
｢何ですか？｣
｢サンタコスとかやらないんだね〜｣
｢えぇ。モストロ･ラウンジは、紳士の社交場ですから｣
｢成程？｣
｢なので、サンタ姿がお望みなら……｣
｢……？｣
｢…………今あなたにやらせても、痛々しいだけですね｣
｢うん。ごめんな？｣
｢良いですよ。仕方の無いことですから｣
｢有難う。んー……でも、特別な事やりたいなぁ……あ、ツリーとかない？｣
｢まぁ……ツリーくらいは飾ってますね｣
｢よし。今勝手に企画作った｣
｢おいコラ。僕の許可無く勝手に作るな｣
｢えー？クリスマス限定メニューを頼んだら、ツリーのオーナメントの飾り付けが出来るよーって企画｣
｢ツリーがオーナメントだらけになりますよ？｣
｢楽しそうじゃない？｣
｢まぁ……物は試しですかね。やってみましょうか｣
｢はい、じゃあ、今からクリスマス限定メニューを買った人は、飾り付けの権利がもらえまーす！皆の思い、私に見せてくれよな！｣
｢期待していますよ｣
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とある誰かの作品倉庫(プロフ) - 茨の國のぼっちさん» ありがとうございます！！！もう願望詰め放題パラダイス(？？？)な自己満作品なのですが、喜んで頂けて泣いて喜んでおります！！(セベクボイス)結構お話も長いと思いますので、ぜひ、ご自分に合ったペースで読み進めて頂けると幸いです（笑） (2021年5月6日 20時) (
レス) id: ba04661380 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち(プロフ) - この作品にすごくハマりました！夢主とアズールの性格と、糖度が好きすぎます！一気に読んだらすぐ終わっちゃうので、一日頑張ったご褒美に読んでますw (2021年5月6日 18時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とある誰かの作品倉庫 | 作成日時：2020年12月24日 9時
