雪が嫌いだった宇髄天元が雪を好きになった理由。【現パロ】２

EPISODE 46* ページ2

【Aside】




昼休み___





(よし、行こうかな。)






『ちょっとごめん皆。私宇髄先生のとこに行ってくるね。

先にお昼食べてていいよ。』






炭治郎「わかりました。」





伊之助「早く戻って来いよ！」





『うん！』






・







『失礼します。二年の雪那です。宇髄先生に用があってきたのですが…。』








職員室に立ち寄る。








煉獄「よもや！宇髄なら美術室にいると思うぞ！」









『そうですか。ありがとうございました。』








・






(美術室、美術室…。)







美術室に続く廊下を進んでいく。







(仲直り、できるかな…)







そればかり考えて進んでいたら急に角から人が出てきてぶつかりそうになる。






『わっ。 あ、ごめんなさ…い。』






傘間「あ、雪那さーん。丁度よかったぁ。探してたの。」






『私を？ …ごめんだけどちょっと用事があって。』







傘間「いいから！」







そう言うと傘間は手を引っ張ってきた。







『い、痛い！何なの？』








傘間「いいから黙ってついてきて！」








傘間は美術室とは逆の方にAを引っ張っていく。








手を振り払おうかと思ったが力が強すぎる。







Aは黙って後ろを付いていくことにした。






(どこに行くの…。)







だんだんと生徒がいない校舎の奥の方へと入っていく。







傘間「ここでいいやー。」







そう言うと足立は空き教室の扉を開けてAの腕をグイッと引っ張る。







その反動で教室の中へと入ってしまう。







傘間もAの後ろをついて中に入ると後ろ手でガチャリとカギを閉めた。

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