''side story_1'' ページ45
_誕生日編_
【Aside】
2017年 4月 4日
『寒くない…?寒すぎでしょ!?ねぇ!』
真希「うるせーよ。」
憂太「そんなに寒いかなー?」
パンダ「A冷え性だからだろ。」
春に入ったってのになんでこんなに寒いんだろ。
『くっそ…!こうなったら!いでよ!人間カイロこと、棘!!』
棘「ツナマヨ!!」
ノリのいい棘に抱きつく。
あったかぁ…。子供体温だねぇ、
『さいこー…。』
パンダ「セクハラだ。」
真希「セクハラだな。」
憂太「あはは…。」
『誰がセクハラじゃ!棘が嫌がってないからいいの!』
真希「はいはい。そろそろいい時間だし帰るよー。」
もうそんな時間か。
今日も五条先生の訓練で疲れたし…。
・
『んじゃ、ばいばーい!』
それぞれの部屋に散らばるように向かう。
・
テキトーにシャワーを浴びて乱暴に髪を拭きながらベットにダイブする。
鳥のマークの青いアプリを開くと、自分のプロフィールに風船が飛んでいた。
『あ、今日誕生日か…。』
完璧に忘れてた。
まぁ、生まれて1度も祝ってもらったことないからどうでもいいんだけど。
『寝よー、』
電気を消して、布団に入った瞬間、部屋の扉が蹴破らんとの勢いで開いた。
『!?』
パチっと消したばかりの電気がつく。
『…なにしてんの?』
そこにはパーティ帽子やらクラッカーやらを持っている真希とパンダと憂太と棘がいた。
「「「Happy birthday!!!」」」
パーンっとクラッカーの中身が飛び出る。
憂太「誕生日おめでとう!」
棘「ツナマヨ!!」
真希「はいこれ。」
真希から雑に投げられた袋。
これはもしかしなくても、誕生日プレゼントってやつ!
『開けていい?』
パンダ「いいぞ」
その中には白衣が入っていた。硝子さんがいつも着てるみたいなやつ。
袖を通してみたけど少し、いやかなり大きかった。
真希「ほらやっぱでかいって言ったじゃねぇか!」
パンダ「これくらいいいだろ!すぐ丁度よくなるって!」
ワヤワヤと一気に騒がしくなった部屋。
『…あ、ありがとう!一生大切にする!』
真希「一生は大袈裟だろ。」
憂太「てか泣いてる!?」
棘「しゃけ!」
『みんな大好きぃぃー!!!』
初めて、祝ってもらった。
人生で1個目の誕生日プレゼントは白衣。
これを着て、たくさんの命を救うんだ__。
_____
2018年
パンダ「丁度よくなると思ったんだけどな。」
真希「もう手遅れだ。」
棘「高菜。」
『な、なんだと!?これからだし!!!』
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こんぺいとー。(プロフ) - Arikochan5さん» 全然上手じゃないですよぉぉ(><)駄作で申し訳ないです!これからもっとドキドキ キュンキュンさせれるように頑張ります!! (2020年6月7日 17時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
Arikochan5(プロフ) - 小説書くのお上手なんですね!いつもニヤニヤしたりドキドキしたりしながら見てます。これからも頑張ってください (2020年6月7日 16時) (レス) id: e3c851f2ff (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 虹華さん» 不死川さんの小説も読んでくださったんですね!!ありがとうございます(*´-`*)更新頑張りますね!これからもよろしくお願いします!! (2020年6月7日 7時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - 不死川さんの小説といい、五条先生といい、どうして私の推しの小説ばっかり書いて下さるんですか?!嬉しすぎるんですけど!この話めっちゃ好きです!更新、頑張ってください!応援してます (2020年6月6日 23時) (レス) id: ba3b8d759a (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 柳さん» 柳さんこんにちは!!そういって頂けて嬉しいです!!指摘ありがとうございます!修正しました(*´-`*)これからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 13時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぺいとー。 | 作成日時:2020年5月19日 18時