''story_37'' ページ39
【Aside】
伊地知｢着きました。｣
硝子｢ほら着いたよA。起きろ。｣
『…あとちょっとぉ…。』
頬をペチペチと叩かれる。
…痛い痛い。
＿＿＿＿＿
『…あの建物で治療ですかね。』
硝子｢そう。｣
・
中に入ると既に何名かの術師が負傷していた。
ここからは遊び半分じゃいけない。
眠いとかは後回し。
硝子｢…始めようか。｣
＿＿＿＿＿
硝子｢小さな傷の患者は反転術式使わずに持ってきた薬品で手当。
Aもできる範囲でいい。大きな怪我の患者はこっちにまわして。｣
『了解です。』
・
思ったより負傷した人が多い。
敵は特級レベルなのだろうか。それとも数が多かったのか…。
『すみません。少し触りますね。』
｢…ぐぁっ…、っ！！｣
『右脛骨の粉砕……。』
反転術式 ''桜花''
『念の為、少しの間は安静にしておいてください。』
｢うぁ…、な、治った…？じょ、嬢ちゃん！助かったよ！！！｣
泣きながらお礼を言ってくる。
お礼なんて要らない。戦いじゃほんとんど役に立たない私ができることはこれくらいなのだ。
・
『硝子さん、この方かなりの重症です。
腹部に呪術を食らっているっぽい。意識が朦朧としてます。』
硝子｢…はいよ。出血が多いから輸血の準備。
傷が深いからその場からは動かさないで。｣
『はい！』
流石は硝子さんだ。
いつもはお酒を樽ごと水みたいに飲むような人からは想像が出来ないほど手際がいい。
それにしてもだいぶ疲れてきた。
硝子さんが重症患者を担当しているとはいえ、私も治せる傷は治している。
反転術式 ''
｢あ、ありがとう…っ！！｣
『いえ、こちらこそ戦ってくれてありがとうございます。私にはこれくらいしか出来ないので…。』
腕を治した女性にそう言うと、私の手を取った。
｢貴方みたいな人が居てくれるから私たちはまた戦える。…呪いを祓うには助けあいが必要でしょ？
本当に感謝してる！ありがとう！」
・
あー、頭痛い。目眩してきた。
だいぶ人数減ったな。これくらいの傷は術式使わなくても大丈夫そう。
あと少し。頑張るんだA。
＿＿＿＿＿＿＿
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こんぺいとー。(プロフ) - Arikochan5さん» 全然上手じゃないですよぉぉ(＞＜)駄作で申し訳ないです！これからもっとドキドキ キュンキュンさせれるように頑張ります！！ (2020年6月7日 17時) (
レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
Arikochan5(プロフ) - 小説書くのお上手なんですね！いつもニヤニヤしたりドキドキしたりしながら見てます。これからも頑張ってください (2020年6月7日 16時) (レス) id: e3c851f2ff (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 虹華さん» 不死川さんの小説も読んでくださったんですね！！ありがとうございます(*´-`*)更新頑張りますね！これからもよろしくお願いします！！ (2020年6月7日 7時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
虹華(プロフ) - 不死川さんの小説といい、五条先生といい、どうして私の推しの小説ばっかり書いて下さるんですか？！嬉しすぎるんですけど！この話めっちゃ好きです！更新、頑張ってください！応援してます (2020年6月6日 23時) (レス) id: ba3b8d759a (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとー。(プロフ) - 柳さん» 柳さんこんにちは！！そういって頂けて嬉しいです！！指摘ありがとうございます！修正しました(*´-`*)これからもよろしくお願いします！ (2020年6月6日 13時) (レス) id: f2066b104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺいとー。 | 作成日時：2020年5月19日 18時
