悩み ページ6
あなたサイド
私には悩みがある。どんな悩みかって？
もちろん、にぃにの事だよ！
伊沢「A〜何してるの〜？」
「それ楽しい〜？」
「一緒にやっていい〜？」
最近ずっとこんな感じなのです。
A「あ〜もう！にぃにうるさいんだって！」
こうやって言うと、暫くはヘコんで話しかけて来なくなりますが、私と仲直りしようとして
伊沢「本買ってあげるから。」
「また今度、新しい服買ってあげる。」
などなど、物でつろうとするんです。…それで許しちゃう私も私なんですが…。ほら今日も・・・
伊沢「A〜、にぃにと遊ぼう！」
A「今はヤダ。」
伊沢「そっか〜。じゃあ、遊びたくなったらいつでもにぃにのとこに来るんだぞ。」
…あれ？いつもとにぃにの様子が違います。どうしたんでしょうか？これは、調査が必要ですね！
A「ねーねー福良さん。聞いていい？」
福良「どうしたの？」
A「にぃにが変なんだけどなんかあったの？」
福良「変だったかなぁ〜？俺はいつもと変わらないと思ったけど。須貝さんあたりに聞いて見たらどうかな？」
A「ありがと、福良さん。聞いてみる。」
A「ねーねー須貝さん。」
須貝「おっ！Aじゃん！どうしたの〜？駿貴にぃにが聞いてあげるぞ。」
A「あのね、にぃにが変なんだけどなんか知らないかなって思ったの。」
須貝「ん？伊沢が？あーそういえばなんか忙しそうにしてたなぁ。」
A「そうなの？知らなかった…。」
須貝「寂しかったか？」
A「うんん。大丈夫。」
須貝「寂しかったら、いつでも遊んでやるからな！」
A「うん。ありがと、駿貴にぃに。」
にぃにが変だった理由は分かったけど、にぃんは忙しそうに何をしているんだろう？やっぱり、仕事かなぁ…。
〜数日後〜
伊沢「A！いるか？」
A「どうしたの？にぃに。」
伊沢「おっ、いたいた。……ジャーン！」
A「これって…！」
伊沢「そう！Aが行きたがってた水族館のチケットだぞ！」
A「何で？行きたいってにぃにに言ったっけ？」
伊沢「ふっふっふ。にぃにの情報網をなめるなよぉ〜。Aが行きたいとこがあったら、なるべく、行かせてあげようと思ってな。」
A「!!にぃに〜！ありがとぉ〜！」
伊沢「よしよし、今度の週末に行こうな。」
A「うん！」
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作者名：絹 | 作成日時：2020年1月16日 21時
