久しぶりに会ったらお兄ちゃん達から歌い手にされた件について【すとぷり】【赤】No.2

再会して51日目 ページ9

莉犬side
ふと辺りを見渡すとAがいなかった
え？
先に帰ったのかな
いや、それはない。
ここの公園はじめて来たし…


その事に俺の友達の優斗と春樹も気づいたみたいで…
優斗「あれ？Aちゃん居なくない？」
春樹「ほんとだ！探しに行こう！」


公園の周りも探しても全然見当たらない…
もしかして襲われた？
そうだったらもっと遠くに行ってるかも…


春樹「莉犬！！あそこ怪しくない？」
莉「ほんとだ。なんか怪しい…」
優斗「いこーぜ」


春樹が言った怪しい場所は暗い倉庫だった
ちょっと怖いけどドアを開ける
そこには…


右目から血を流したAがいた
莉「やめて！」
『お兄…ちゃん？』


俺はすぐAに駆け寄った
するとその怪しいおじさんは
ﾌｼﾝｼｬ「あ〜あ。見つかっちゃった。じゃあまたいつかね……Aちゃん」


あぁ俺が目を離していた隙に…
莉「ごめんね。A。あと病院行こっか。お目目痛いでしょ？」
『う…んﾋｸ…離れて…ごめんなさい…ﾋｸ』
莉「俺の方こそごめんね…」


そこから春樹と優斗とバイバイしてAと病院に行った
病院の先生からは"失明"と言われた


その数日後Aは学校を休みはじめた
いわゆる不登校になった
学校に行ったらいじめられる…
行ったとしても保健室
今でも後悔してるあの時俺がAから目を離さなければって、、、


でも中学生になると少しずつ学校に行くようになった
そんな時に珠紀ちゃんと出会ったんだって
風の噂によると高校生からちゃんと学校に行くようになったらしい…


そして俺が22歳、Aが高2の時に再会した
コレがAの過去

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