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Side Mizuki
瑞「 最近 涼 おかしくね ？ 」
涼「 そうかー ？ 」
瑞「 なんか 前より 歌声が なんか 」
涼「 歌い過ぎで 声枯れてるだけだろ 」
瑞「 ならいいんだけど 」
何年こいつと連れてるんだと思ってるんだ 。
無理して 声出してるのくらい わかる 。
ボーカル 落ち着くまで 変えてあげるしかないか 。
瑞「 このまま 歌い続けたら 喉壊れるよ 」
涼「 嫌だ 俺は歌う 」
瑞「 俺は お前の声が 聞けなくなるなんて 無理 」
涼「 そんな 知らんし 」
瑞「 お前の歌声が好きで 来てくれるお客さんも 悲しむぞ 」
涼「 そんなのいないよ みんな 瑞稀目当てだし 」
瑞「 はぁ ？ 」
思わず 声を上げてしまった 。
いつも ライブが終わった後
俺に 声かけてくれる人は 4人の中で 確かに 多いかもしれない 。
でも 全員が 言ってくれるのは
涼の声が 好きだってこと 。
猪「 どうした ？ 」
あまり 声を上げない 俺をみて
驚いたのか 猪狩は 駆け込んできた 。
瑞「 とりあえず 頭冷やしてくる 涼は一度病院にみてもらえ 」
涼「 ﾁｪ 」
俺は 部室を飛び出した 。
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作者名：なでし子 x他1人 | 作成日時：2018年2月1日 15時
