十二 ページ13
ジリジリと太陽が容赦なく熱を浴びせて来る中、重い足をひたすらに進める。
ガチャ、と家の扉を開くと、私は玄関に倒れ込んだ。
『あ”………』
喉からゾンビの様な苦々しい声が転がり出る。
『あ”っつーーーーーーーい”!!!!!!!』
季節は、夏である。
___
「確かに酷い暑さだな…」
玄関の扉を閉めたシグマ君がげんなりと云った。
郵便受けからチラシを回収してくれたらしい。
チラシを机に置いて、彼はソファーに座ってぐったりとしている。
『弱ってるシグマ君も可愛い…好き…』←
「遂に暑さで頭が可怪しくなったか…」
『通常運転だよ…』←
アイス珈琲を二つ持って、私はソファーに腰掛けた。
『ほい』
「有難う…」
推しと居る事によって無気力系主人公というキャラが崩壊していた私だけども…。←
暑過ぎてキャラが成り立ってしまう…。()
ふと、机上のチラシが眼に入る。
素晴らしい発想が私の頭に浮かぶ。
『………此れだ…』
勢い良く立ち上がり、私は珈琲を飲んでいるシグマ君に云った。
『かき氷食べに行こう、シグマ君!!!』
手に、徒歩で五分程の処に新しく出来たと云うかき氷専門店のチラシを持って。
「かき氷…?」
首を傾げるシグマ君。
真逆…。
『食べた事ない!?』
「知識としては知っているが、実際にはないな」
んな、なんてこったい…!((
『じゃあ尚更行こ!マジ美味しいから!!此れ!!』
「そうなのか?なら…」
『おっけ!決まり!!じゃ、今は鬼暑いからもう少し後で!!!』
「ああ」
『じゃ、おやすみ!!!!』←
「ああ?」←
粋なり元気を取り戻し、爆速で寝たAを唖然として見詰めながら、シグマはふっと微笑んだ。
其れは、呆れと若干の愛おしさを含んだ様な、幼い孫を見守るかの如き柔らかい笑みだったと云う。
___
いや、暑過ぎな!?!?
もう、暑いわリア友に勝手に冤罪かけられて勝手に敬遠されるわ、本当に何なんですか!?!?!?
気温は二千歩位譲ってしょうがないとして、後半!!!
酷くね!?落ち着けリア友!!!お前も暑さで頭可怪しくなったのか!?!?←
はい深呼吸ー(煽)((
まあ、あの人に関してはマジで「大丈夫そ?」としか思えないんですけど()冤罪だし。←此れ重要
作者の愚痴でしたー。すいませんでした。(情緒不安定)
では!!!()
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赤マシュマロ(プロフ) - きのこさん» 歪んじゃいましたね〜!コメントありがとうございます!! (3月18日 0時) (レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - おっとぉ〜??ぐにゃりと歪んじゃったかぁ〜!! (3月17日 22時) (レス) @page39 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
赤マシュマロ(プロフ) - きのこさん» 帰っちゃいましたねシグマ君…!なんてこった!!泣きましょう!!(???)コメントありがとうございます!!! (3月9日 19時) (レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - ええぇぇ!!ヤバい無理!!シグマが、、、シグマがぁぁぁ!!!! 嫌だぁぁ!!! 泣きそう (3月7日 0時) (レス) @page37 id: 341e3469a0 (このIDを非表示/違反報告)
赤マシュマロ(プロフ) - 落蕾さん» ありがとうございます!!!解ります、推しと床に挟み潰されたいそのお気持ち(!?)幸せ過ぎるサンドイッチですね!!共感の嵐です!(暴走)これからも宜しくお願い致します!!! (3月3日 23時) (レス) id: 87499d5a81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤マシュマロ | 作成日時:2023年3月2日 22時