検索窓
今日:10 hit、昨日:6 hit、合計:91,535 hit

ページ21

銀時side



神楽を突き放し、夕凪と2人、万事屋へ帰った。

先に帰らせた新八にあの後起きた事を伝えると......



新八「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?

解雇ォ!?」



案の定、うるせぇ声で叫びやがる。



銀時「うるっせーな。デケー声出すんじゃねーよ。

あ〜あ、深ヅメしちゃったよ。てめっ、どーしてくれんだ」

新八「神楽ちゃん解雇したっていうんですか!!えっ!?じゃあ神楽ちゃんお父さんと一緒に帰っちゃったの!?」



おーおー、よくもまぁノンブレスでそんな大声を。

あんまり神楽の話はしてほしくねぇーんだが。

話を終わらせようと、口から出任せを話していると......

ガッと鼻に違和感が......



新八「うおりゃあああ!!」

夕凪(うわ、痛そう......)



銀時「いだだだだだだ!!

とれた!!コレ絶対、鼻とれた。何しやがんだァ!!」

新八「見損ないましたよ、銀さん!

アンタ、神楽ちゃんの気持ちとか考えたことあんのかよ!」



神楽の気持ちだァ?

考えてねぇわけねーだろ。



新八「夕凪さん、あんたもなんで止めなかったんですか!!」

夕凪「銀と同じよ。子を父親の元へ返して何がいけないの......」



痛む鼻を抑えながら2人の会話を聞いていると......

パァンと音が聞こえた。

音の方へ目を向けると、息をきらす新八と左頬を赤く腫らした夕凪がいた。



銀時「新八、てめっ!!」

夕凪「銀、いいから」



でも、お前は神楽を思って。

この行動をとったのに......。



新八「もういい。銀さんと夕凪さんがそういうつもりなら......僕もやめさせてもらいます。

仲間だと思ってたのは、僕らだけだったみたいですね」



ガララと扉から出ていく新八。



銀時「やめたきゃやめな。

てめーも神楽も、こっちから頼んで来てもらった覚えはねェよ」



パタンと扉が音をたて閉まった。

万事屋......こんなに静かなんだな。



夕凪「銀は背負い投げに私はビンタ。

......新八も随分やるようになったわね」

銀時「やるようになったじゃねーよ。

女の顔殴るたァ......氷持ってくっから、座っとけ」



氷を取りに行こうと夕凪に背を向けたが

手首に感じる温もり。



夕凪「あ......ごめっ!?」

銀時「少しだけいいか?」

夕凪「うん......」



掴まれた手首を引き、腕の中に夕凪を入れ

離さないように抱きしめた。

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
210人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

YUKIKA(プロフ) - 書くなら最後まで書いてください (2023年1月20日 0時) (レス) @page27 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
- 書くなら最後まで書いてよ (2019年9月19日 8時) (レス) id: 9e5a3f5f29 (このIDを非表示/違反報告)
ドラム - イェーイ《*≧∀≦》丁度私で175人目だー!嬉しい〜ヽ(≧▽≦)/この小説何回見ても飽きません!!なので頑張って下さいね!応援してます。 (2015年1月21日 16時) (携帯から) (レス) id: d8b144da5c (このIDを非表示/違反報告)
あゆムぅ〜(プロフ) - 面白いですね!!続きがとても気になります!!これからも頑張ってください!!応援してます!! (2014年12月26日 22時) (レス) id: b493d1352c (このIDを非表示/違反報告)
ぽてぽて - 更新まだですか? 面白いのではやく続きがみたいです♪ (2014年12月13日 0時) (レス) id: 28994fde5b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜結 | 作成日時:2014年5月13日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。