腐女子ライター満喫中です！！【ノックイズBL】

# ページ11

side.fkr

目の前には、趣味を目を輝かせて語る後輩と、ニコリと笑いながら相槌をうつ恋人

二人はとても楽しそう。仲良いな

、、、別に、嫉妬しているわけでは無い。と思う

あまり嫉妬深い方では無いし、後輩とコミュニケーションをとることは大切だ

それに、俺は河村が楽しそうなのが一番嬉しい

そうやって笑いかけるのが俺じゃなくても、、、別に嫉妬なんてしてないと思うし

バキッ！

『あ』

握っていたシャーペンを折ってしまった

いつの間に力が入っていたみたい。

「志賀さん志賀さん。普通シャーペンって握っただけで折れませんよね」

sg「うん。多分、、、」

二人の声を聞き流しながら、予備のシャーペンを取り出す


30分経過、、、♡

まだ、まだ河村は山本と喋っている

もう30分は喋ってるよ。てか仕事は！？

流石の俺もちょっぴり嫉妬心が、、、

むむむ、、、

ご機嫌ナナメ気味に河村を見つめていると、後ろから肩を叩かれた

振り向くと、Aが恐る恐るといった感じで口を開いた

「福良さん、お顔が怖いですよ、、、？」

？？？

意味がわからず固まっていると、無言に耐えられなくなったのか、Aはこちらを見ていた志賀君のところへ駆け寄った

「怖かった、、、」

sg「おー、よしよし」

、、、え？？？

『俺、顔怖かった？』

俺が聞くと、Aはふるふると震えて首を縦に振った

『えぇ、、、？うそぉ』

izw「いやマジ般若のようでしたよ」

うそ、、、自分じゃ気づかなかった

izw「何？河村さんに嫉妬してるんすか？」

呆れ顔で聞いてきた伊沢にこくりと頷く

izw「もうこの際引き剥がしたらどうです？俺の河村に手を出すな〜！みたいに」

『それができたらとっくにしてるよ、、、』

無理だよ。あんなに楽しそうな河村を俺の嫉妬で邪魔するなんて

izw「あっはは、、、でも、般若フェイスは止めてくださいね。後輩が泣いちゃいます」

『気をつけるよ、、、』

それから俺は、河村たちの方を見ないようにと資料とにらめっこを始めた


kwmr「ねね、福良」

突然、トントンと肩を叩かれ振り向くと河村がいた

kwmr「次の企画、いいの思いついたんだ。ほら」

そういって河村が差し出した資料に目を通す

『いいじゃん。面白い』

kwmr「っだろ？」

そう言ってニカッと笑う河村はとても綺麗で、、、


俺って単純だな

さっきまでのモヤモヤも、今の笑顔で全部吹っ飛んじゃうんだから


ーーー
夕里、定期から無事生還しました！
更新頑張るで〜！

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