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｢なんか、返答がAっぽいな。平和主義というか。
無理に聞き出そうとしてごめん。｣
『いや、そんな、』
｢ま、俺かもなーって自惚れておくわ｣
正解です！！って言葉を思い切り飲み込む。
｢いやつっこんでや、
俺めっちゃ自惚れ男になるやん｣
恥ずかしそうに笑う川上さんに
また1人で勝手にキュンとしてしまう。
いつか、1番だって伝えられる日が来るのかな。
そんな日が来たとして、川上さんが
この好意を嫌な顔一つせず受け取ってくれることなどありえるのかな。
そんな未来は想像すらできなくて。
あまりにも叶わない理想だから考えるのはやめよう。
夢見がちな思考をシャットダウンした。
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fkr side...
｢いや、分かりやすすぎたね｣
｢川上さんにもバレましたかね…？｣
｢完全にバレてるでしょ。｣
残った3人で、山本反省会を行っていた。
いつか、川上は分かりやすくて山本のは分かりにくいと思った自分を思い出す。
全くの思い違いであった。
川上も山本も分かりやすすぎる。
むしろ、相手がAさんだからバレていないだけであって、
普通の女の子ならもう気づいてしまっているだろう。
｢しかも、最後の約束の話何？｣
｢あれは反省してる…｣
山本の話を聞くと、
自分がAさんを送って行きたかったのに、
思い切り遮られてしまったから
つい悔しくて口走ってしまったのだという。
｢あー、僕、どうすればいいんだろう｣
｢十分頑張ってると思うけどね｣
あくまでも俺は中立の立場なんだけど、
あまりにもあの二人の両想いが見え見えだから、
日本人の心理的に負けてる方を応援したくなるというか。
こんなこと山本には言えないけどね。
それに山本と料理してたAさんは、
間違いなくキラキラしてたと思うし。
｢鈍すぎて落とすのも大変だねあれは｣
こうちゃんが伸びをしながら言う。
｢そうだよね？やっぱりあの子鈍すぎるよね？｣
｢確かに。｣
普通は、好きな人いるか、と聞かれただけで
少しは意識するものではないのだろうか。
｢まあ、そんなところも可愛いんだけどね｣
急に山本がデレっとしだす。
｢はいはい、そういうのはいいから｣
｢山本さんの反省会だからねこれ｣
きっと川上は、山本の気持ちにも気づいているんだろうな。
まさかここがライバル同士になるなんて
誰も思っていなかったと思うけど。
どうかオフィス内は平和であってくれ。
そして、これからも山本の難攻不落な恋を
見守ってあげるとするか。
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ぷち。(プロフ) - わああ、ありがとうございます(T＿T)完全私の妄想をお届けしているので、本当に嬉しいお言葉です、これからも頑張ります！よろしくお願いします(*´`*) (2019年12月29日 18時) (
レス) id: 405e211a09 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - ずっとギュンギュンしっぱなしです…素敵な作品をありがとうございます！これからも更新楽しみにしていますので無理せず頑張ってください！素敵な夢をありがとうございます（；_；） (2019年12月28日 1時) (レス) id: 3842b3f5d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷち。 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月5日 19時
