89.休日の予定 ページ15
猪名「私たちAさんを探してたんです。」
『どうした?』
きり「僕達明日はお休みなんです!」
福富「だから、僕たちとピクニックしませんか!」
『へぇ、いいね。ぜひ行かせてもらうよ。でも、ピクニックって何すんの?』
福富「お弁当を持って行って、お外で食べるんです!」
『お弁当はどうすんの?』
福富「食堂のおばちゃんに作ってもらいます!」
『へぇ〜、わかったよ。じゃ、また明日ね。』
その会話を聞いていた人物はニヤリと笑った。
よい子達が眠っている頃、
『あ〜づがれたー。』
全く土井には困った。食欲がないので夕飯はいいやと思って部屋に引きこもってたら、急に土井がご飯食べようと突撃してきたのだ。
流石教師というのか、人の世話を焼くのが好きなようでいらないと言うと、体調が戻らないことを察し、伊作を呼んだ。
薬は食後の方が良いということでお粥が運ばれたが、食べるのにかなり時間かかってしまった。
なんとかお粥も薬も詰め込み、土井と伊作が去った後、しばらくして吐き気が出てきたので、トイレに駆け込みお粥と薬を吐き出した。
やっぱり無理して食べるのはやめた方がいいね。
ごめんね土井、伊作、食堂のおばちゃん。
まだ、ちょっと気持ち悪い…外の風でも浴びるかな。
街灯なんてないこの世界の夜は本当に真っ暗で、目が慣れるまで本当に何も見えない。
廊下に腰掛けて、ぼーっと空を見上げる。
星に興味なんてないけどこんなにたくさん見えるとつい見てしまう。
あれは、流れ星か。初めて見た。…違う。
2つの星が屋根と木の上を飛び回っている。金属音もする。
あれは…
七松「いけいけどんどーん!」
潮江「ギンギーン!」
……見なかったことにしよう。
七松「よぉ、天女。何してんだ。」
『だから、お前は急に現れるなよ!』
なんで私だとわかったんだよ…あんな高いとこに居たじゃんかよ。
潮江「A、なんでこんなとこにいるんだ。」
潮江まで降りてきた。
『…星、見たかったから。私のとこは、ど田舎じゃないとこんなに星は見れないから。』
潮江「ほーん?じゃあ、満足するまで、俺がここにいてやる。」
『はぁ?そんなことしなくていいから。また鍛錬してたんでしょ。早く戻りなよ。』
それでも頑固としてこの場を離れようとしないので、七松に助けを求めようとしたがどこにもいない。
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きゅー(プロフ) - 結さん» ありがとうございます!そろそろ更新頻度あげたいと思ってるので頑張ります!映画!!すごく!楽しみ!ですね!!! (5月9日 23時) (レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 夢主かっこいいし、面白いです!続き楽しみに待ってます^o^頑張って下さい!あと映画楽しみですね(о´∀`о) (5月9日 16時) (レス) @page22 id: ddd45912ba (このIDを非表示/違反報告)
きゅー(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» わーい 頑張って続き描きますよォ!ピクニック編では夢主には癒してあげたいとこです。 (4月27日 21時) (レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - ピクニック編気になりすぎる (4月25日 19時) (レス) @page17 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
きゅー(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» わああああああ!!!ありがとうございます!!たくさん更新できるように頑張りますねぇぇぇぇぇ!!! (3月18日 1時) (レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゅー | 作成日時:2024年2月20日 9時