5.部屋探検 ページ7
?シ「こちらが天女様のお部屋でございます。」
案内されたのは、さっきいた部屋のすぐ近く。監視の意味も込められてるんだろう。ここは大目に見てやろう。
?シ「お着替えなどは後でお持ちします。」
『わかった。ありがとう。』
?シ「!それでは失礼します。」
ここがわたしの部屋か
押し入れや引き出しを開けて観察する。
押し入れには布団が入ってた。引き出しには何も無かった。ここに服を入れよう。
…帰る方法を考えよう。
シナ視点
また天女が来た。しかも今回の天女は今までのとは違う意味で嫌な人だ。とても態度がでかい。よく言えば堂々としているというのかしら。
こんな子の案内をしなくてはいけないなんて
案内が終わるとまさかのお礼を言われた。
礼儀のない子だと思ってたのに驚いたわ。
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あーだめだ。ぜぇんぜん思いつかん。仮に異次元にいるとして、現代にいたはずの私はどうなってる。
というか、ここに来る直前の記憶が無い。何してたんだっけ?どうせいじめられてたとかだろうけど。
コンコン
?シ「お着替え等お持ちしました。」
『ありがとう。そこおいといてくれ。』
女忍者が行ったあと用意してもらった服等を引き出しにしまう。
…暇だ。それに疲れた。横になりたい。でも、こんなとこで寝るのも、危機感が無さすぎる。
押し入れだ。押し入れの布団と布団の隙間に入る。温いし、見つからないだろう。
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作者名:きゅー | 作成日時:2024年1月19日 12時