30.お手伝い ページ43
『おばちゃーん！』
食堂「あら、Aちゃん、おはよう。どうしたの、こんな早くに？」
『たまたま目が覚めちゃって』
『おばちゃん、これから朝ごはんの準備？私も手伝っていいか？』
食堂「いいの？もう少し寝てたら？」
『もう目が冴えてしまったから大丈夫』
食堂「じゃあお願いしちゃおうかしら」
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食堂「いつもより早く終わったわ！ありがとうAちゃん」
『うん』ｸﾞｩ
食堂「あらあら」ﾌﾌｯ
「朝ごはん食べていきなさい。どれにする？」
『卵焼き美味しそうだな。Aがいい。』
食堂「はい、どうぞ。お残しは許しまへんで！」
『いただきます。』
あ〜、優しい味。毎日食べたい。
食堂「あら、山田先生、おはようございます」
山田「おはようございます。B定食でお願いします。」
「あの、あそこに居るのって、」
食堂「天女様よ。朝ごはんの支度を手伝ってもらったのよ。」
山田「！そうですか。」
食堂「とてもいい子ですよ。」
「はい、B定食。お残しは許しまへんで！」
ガタッ
正面の左隣に先生らしき人が座った。なんだ、また嫌味を言いに来たのか。とりあえず無視だ無視。
？山「おはようございます。天女様。」
挨拶、してきた？まあ、挨拶くらいなら
『おはよ』
？山「お会いするのは天女様が舞い降りて以来ですな。」
『私って舞い降りたのか』ﾎﾞｿｯ
？山「やはり、覚えてませんか。天女様が舞い降りる時はいつも雷が落ちるのです。特に大きく強く光の放つ元に天女様がいらっしゃるのです。」
『ふーん。それだと舞い降りたというより雷に落とされてないか。』
?山「確かに。天女様は面白いことを言いますな！ハハッ」
なんだこいつ。人が真面目に考えてると言うのに。
『笑うな』ﾂﾝ
『…おい、生徒はあとどのくらいで来る。』
？山「たぶん、もうそろそろ早いやつは来ると思いますよ。」
『急がないと』ｶﾞｯｶﾞｯ
？山「どうやら、今回の天女様は我々の名前を知らないようですな。私は山田伝蔵と言います。」
『そうか。私はこれで失礼する。』
急いで戻ろう。忍たまが戻って来る前に。
学級新聞の段で山田先生だけちゃんと起きてたので朝早いのかなと思って書きました。解釈違ったらごめんなさい。
この人早起きしてそう。という方がいたら是非教えて欲しいです。まだ夢主ちゃん早起きする予定なので教えて頂いた方で書きたいなと思っております。
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作者名：きゅー | 作成日時：2024年1月19日 12時
