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27.いじわる【ピンク⚠︎︎】 ページ39

この先、百合なので苦手な方は飛ばしてください。読まなくても支障はありません。なお、読んでしまっても苦情は受け付けません。




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『そうだ、シナのとこに行こう。』


肌着の着方を教わるために手拭いに褌を包んで襖を開けた。


シナ「あら、どこかに行く予定だったかしら?」


ちょうど、シナが晩ごはんに誘う所だったらしい。
褌の付け方を教えて欲しいと伝えた。


シナ「じゃあ、帯解くわね。」


帯が解かれ、そのままパサッと着物が落ちた。


慌てて前を隠す。



シナ「あら、隠さなくてもいいじゃない。昨日一緒にお風呂入ったでしょう。」

『自分から脱ぐのと脱がされるのじゃ恥ずかしさが違うだろ!』

シナ「ふふ、ごめんなさいね。」
「それで、褌を付ける時はまず紐を腰に結んで」

『シナ、この体制恥ずかしい。』



今、シナにバックハグをされてるような体制である。



シナ「でも、これが1番やりやすいのよ。」

『わかった。』


嫌じゃないからいいか。


シナ「それでね、後ろにある布を足の間に潜らせて」グイッ

『んっ』

シナ「どうしたの?Aちゃん?」

『いや、なんでもない。』

シナ「……」グイ

『ひんっ、し、しな?』

シナ「……」グイ

『ちょっとシナ、あ、なんか言ってグイよ、あんっ』

シナ「だって、Aちゃんがとても可愛い反応するから」グイ

『え、あ、やんっ』

シナ「ふふ、可愛いわ。もっとやってもいいかしら」グイ

『んぅ……』

シナ「可愛い声を聞かせてくれるってことは肯定と受け取っていいわね」


〜〜〜〜〜


しばらく褌の布を押し付けたり、上下に擦られたりした。もう、頭が真っ白で何も考えられなかった。



シナ「そういえばね、さらしも巻き方が違うわ」カリッ

『あうっ』


胸の突起と下を同時にいじられる。もう訳が分からない。


〜〜〜〜〜

ピタッ


シナの手が止まった。


シナ「終わりにしましょうか。」
「お腹空いちゃったものね。」ニコッ



え、もう終わり?褌とサラシはいつの間にか綺麗に着けられていた。



シナ「肌着の着方忘れたら、いつでも私を呼びなさい。」

『ん。』


肌着なんて1回着方教われば、十分だろうに。シナはいじわるだ。つまりは私から来ない限り続きはしないということだろう。






すみません。後悔はないです。

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作者名:きゅー | 作成日時:2024年1月19日 12時

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