今回の天女は肝が据わりすぎている (ページ25)

今日:19 hit、昨日:66 hit、合計:40,448 hit

18.なんだってページ25

？？｢う、うわあぁぁぁ！！｣

ﾄﾞｼﾝ

曲がり角を曲がると、小さい男の子が尻もちをついている。もう1人はそいつを庇うようにしながら、こちらをキッと睨む。
どうせまた天女が来たとかで怖がって、悪者だと決めつけているんだ。
めんどくさい。関わりたくない。

『ﾁｯ』

反対を向き再び来た道を戻る。

？下｢伏木蔵、またちびっちゃった。｣

？鶴｢えぇ、早く着替えないと！｣

『はぁ？！』

ﾋﾞｸｯ

思わず、声に出てしまった。
だって、ちびるって。どんだけだよ。見た目的に9、10くらいだろうに。

？鶴｢な、なんですか。平太はビビりだからチビっちゃうんです！｣

いやいやいや。いくらビビりでもそれは…
いや、すっごい怖がってる。こんなにビビっててはちびるどころじゃないぞ。全放出するぞ。

あーもう！

ｽﾀｽﾀｽﾀ

鶴町視点

食堂へ行こうと平太と廊下が歩いていると、天女が出てきた。
平太はビビって尻もちついちゃった。それにちびっちゃった。

僕が平太を守らないと！

そう思ってたのに天女はスタスタと消えてしまった。

鶴町｢平太、大丈夫？｣

下坂｢うん。でも、ちびっちゃったから気持ち悪いし、腰抜かしちゃって動けないよ。｣

鶴町｢しょうがないよ。部屋に戻って着替えよう。｣

部屋へ向かおうとした時、目の前に服が現れた。

伏木蔵視点続きます。