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☆*。
「…俺、Aのこと好きやってん。…優しくて、強くて、可愛いAのことが、ほんまに好きやねん。ずっと仲間として過ごしてきたあいつを、殺すことなんて出来へんわ」
ボロボロとこぼれる涙を荒々しく拭い、じっとグルッペンを睨みつける。
俺の言葉にぱちぱちと瞬きを繰り返していたあいつは、ふっと顔をゆるめると、息を吐きながら背もたれにもたれかかった。
「……そんな気はしていたぞ。…お前ならあいつを殺さない。きっとうまく連れ戻してくるだろう、とな。……俺だって仲間を殺めようだなんて思っていない。あの時は俺の立場上こう言うしかなかったんだ。……悪かったな、ゾム」
ぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。
しばらくの間嗚咽を零していると、鈍い音と共に談話室の扉が開かれた。
「…ゾム、グルッペン。Aが目を覚ましたよ」
優しい声色でそう告げる彼らがしんぺい神の言葉に、俺は弾かれたように走り出す。
トントンの怒声とかぺ神の静止の声とか全然耳に入らなくて、ただひたすら彼女のいる医務室へと向かっていた。
荒々しく扉を開けたその向こう。
戸惑ったように目を瞬かせる彼女を見て、俺はもう一度くしゃりと顔を歪ませた。
―――なぁ、何があったのか知らんけど。
何かあったなら、俺らが絶対助け出すから。
もう二度と、俺らから離れるような真似はせんといて。
俺の腕の中で小さく震える彼女の姿は、戦場とはまた違った危うさをまとっていた。
今日の天気はどんな色？【cn】→←最後になんてさせない【zm】
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マーシャ(プロフ) - めるさん» 基本的にここにあげてるお話はツイッターで上げていたお話なので更新速度かとてつもない速さになってます笑。内容はフォロワーさんなどにリクエストとかいただいて書いてます！ (2019年9月20日 20時) (
レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新スピードの速さにびっくりしています…！お話のネタってどうやって考えているのですか？ (2019年9月20日 17時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - 名無しさん» ひょえ、ありがとうございます…！微妙なところで終わったので、気が向いたら続き書こうかな、と思ってます。 (2019年9月18日 23時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 猫の日の話がとても好きです (2019年9月18日 21時) (レス) id: 8e5d693f3e (このIDを非表示/違反報告)
ねおる(プロフ) - マーシャさん» そうなんですね・・・ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 0c3e920e49 (このIDを非表示/違反報告)
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