15話 ページ20
朝いつも通りグラウンドで哲さんを待っていた
でも、なかなか来ないので先にはじめることにした
亮「相変わらず早いな」
貴「亮さんそれに純さんまで!」
丹「俺らもいるぞ」
貴「先輩達どうしたんですか!?」
亮「最近Aが調子に乗ってるって聞いたから
しごきに来たよ」
貴「俺調子になんて乗ってません!」
「最近練習試合をしてもみんな固くてちゃんと
プレーできてないとは思うけど…」
亮「冗談だよ
新チームの戦い方が情けないから
三年全員で指導しようってなったんだよ」
貴「怖いこと言わないで下さい」
そうやって話していると1、2年が歩いてきた
純「走ってこんかこらぁぁぁぁぁぁ!!!」
貴「純さん…」
この日から練習に三年生が参加した
貴「純さん鈍ったんじゃないですか?」
純「そんなことねぇよ!!」
「もっと俺んところに打てよおらぁ」
貴「純さんが吠えてるw」
そう言いながら純さんのところに飛んだボール
を横取りした
貴「やっぱ鈍ってる」
純「それ俺のボールだろ!!」
貴「先輩が追いついてなかったからカバーしたんですよ!」
御「あー始まった」
倉「ヒャハハw」
御(先輩たちが来てくれただけでグラウンドがこんなに
賑やかになるなんてな)
東「そろそろやめなよ」
貴「東条も遠慮しないで参加しなよ
純さんバテてるからw」
純「バテてねぇ!!!」
御「次はバッティング行くぞ!!」
『はい!』
御「Aピッチャーやるか?」
貴「やる!」
先輩達も混ざってのバッティング練習
俺が投げたら哲さん以外まともに打てなかった
やっぱり三年生はすごい
3年生を目の前に甲子園に行ってやるという気持ちが
強くなっていくのであった
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哲「失礼します」
監「どうした」
哲「3年生の引退試合を早めてくれませんか?」
監「どうしてだ」
哲「三年生として後輩に言いたいことがあります」
「秋の選抜前で忙しいのはわかっていますが、
3年生で話し合って決めました」
監「今週末でどうだ?」
哲「構いません」
「すでに他のメンバーは練習に参加していますから」
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監「3年生の申し出があり今週末
3年生の引退試合を行う」
『はい!』
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作者名:ぱんち | 作成日時:2021年9月6日 18時