【黒バス】宮地さんの弟は眠り姫です。【男主】

兄心~宮地side~ ページ26

部活が始まった。

だけど、高尾がまだ来ない。緑間は来たのに……しゃーない轢くか


高尾 ｢すんません。遅れました」

『よし。木村ー軽トラ』

高尾 ｢待って！ 待った。宮地さん」

緑間 ｢Aのことが早く知りたいのですが……」

そうだった。Aのことをこいつ等……いや、部員と監督に言わなければいけない。

俺は覚悟を決めて監督にお願いした。


『監督、今からバスケ部に関わることを話したいので少しお時間いただけますか？』

中谷 ｢Aの事か？」

『はい』


中谷 ｢三十分あったらいいか？}

『はい。ありがとうございます』





大坪 ｢宮地が話があるそうだ。みんなしっかり聞け」


『レギュラーだけじゃなくても知っていると思うが、宮地Aのこと知っているよな？あいつ、珍しい病気を持っているんだ。眠れる森の美女症候群って言う病気だ。この病気は何も分かっていない。原因も解決法も……。今この話をしたのは、あいつが寝始めたからだ。１ヶ月、下手したら三ヶ月くらいねるからな……。もし、大変そうにしていたら手を貸してやってくれないか？
兄としてお願いいたします。』


これで一応バスケ部は全員知る事となったがAは許してくれるだろうか？

『あと、なるべく本人に可哀想とか言わないでくれ。勉強が辛そうだったら、教えてあげるとかのほうがいいかな？ 特に高尾、緑間よろしくな』


部員 ｢はい！」

これで、部活は何とかなった

クラスの方は先生がなんとかしてくれるだろう。

もう少し頑張ってくれ……A

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