検索窓
今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:12,482 hit

#262 ページ19

翌日、朝10時。

「ちょっと!起きて」

うっすらと目を開けるとAがいた。

なんでだ?

「起きたならさっさと……きゃ!?」

俺は手首を掴んでAを布団に引きずり込む。

「ちょっと離して起きて!!」

なにをそんなに焦ってんだか……。

「うるさい……」

そう思って黙らそうとして手をTシャツに手を入れようとした瞬間。

「あの〜、僕達が見てる前でそういう行為やめてもらえます?」

「さとみくん、いつもこんなことしてるの?」

バッチリ目が覚めた。

夜更かししてたとはいえ寝すぎたというか。

「なんでころんがAの部屋にいるんだよ!!」

「僕との約束忘れてるからだよ」

そう思って記憶の扉をこじ開ける……。

「……あ、忘れてた」

そういえば俺はAにしごかれて休みの宿題はもう半分ほどになっていた。

だからころんの宿題を見てやる話だった。

母さんは……買い物か。

そういえばころんが朝に来るって言ったらお昼食べていってもらいなさいって。

「あー、とりあえずころん早くAの部屋から出ろ5秒以内に」

「無茶言わないでよ!!」

そう言いながらバタバタと部屋から出る。

「まったく、約束くらい覚えときなさいよ」

むくりとAが起き上がる。

「偶然私と天も約束してたから二人で来たみたいよ」

「まさか私達のいる前で胸部に手を持っていくとはね」

天の発言が何気に怖い。

「そーゆーのは二人の時にしてくれる?」

いやだって俺はいるの知らなかったっつの!

「あーやだやだ」と言いながら窓から戻っていくA。

俺の彼女は時々辛辣です。

#263→←#261



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:さとみ , 夏那子 , stpr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夏那子 - 男子で分かってる人って少ないですからね(作者は確かに長時間暑いところにいたら貧血起こす) 私は重い時と軽い時あるんですよね〜 (6月1日 22時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!クラスの男子なんて何も知らないのに…少しの情報でも知ってるのはありがたいですよね😌 いっぱい食べても次の日体重戻りますけどね😂 え…そなんですか?いやまぁ将来別に子供産みたいとは思わないんでね… (6月1日 22時) (レス) @page47 id: dca7301a32 (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - 最近は経験させる方法とかあるらしいですから知識ない男子にはやらせるべきかと(笑) 太りにくい体質なのか人と食べる量が違うのか体重増えなくて… そう言えば生理痛軽い人ってつわり酷いらしいって聞きました (5月29日 22時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!そうやって心配してくれる人と付き合いたいですね…🙃 主様軽いんじゃないですか!!BMIが16だったので今日めっちゃほっとしました… 女の子の日は私何も来ないんで…少しありがたいです😌 (5月29日 22時) (レス) @page45 id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - よく漫画で見るのはちょっとチクッというの見ますね 白のお花は女の子ですよね! 大丈夫です、多分その子はそれで悩んでると思うので(体重軽すぎて数年間ほど悩んでたってか今も悩んでる) (5月28日 22時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夏那子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月12日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。