天童覚と。 ページ18
1回書き上げた後に消えてしまって泣く泣くもう1度書いてます…もう嫌だ。
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天童「え、ちょっとなに、なになに怖いって、ちょっと待ってって」
放課後、私は天童が止める声も無視して彼のカバンから次々と中身を取り出していく。出てくるのは辞書、参考書、ペンポーチ、…ない、ない。
A「なんでないの」
そこにはあるはずのものが無かった。
天童「なにが？」
A「貸してた本！返してくれるって約束じゃんか！！」
天童が あぁ、と納得したような顔をしたので、実は他のカバンに入れて持っていたのか、とか思って、怒って申し訳ないとまで考えた。
天童「今度、じゃ…ダメ？」
思ってたことと全く違う答えがそうのんびりと返ってきたので、思わず私も気が抜けてしまった。
A「ま、いいや。絶対持ってきてよ？」
ヘラヘラと頷く天童を見て、なんて適当なやつなんだ、って思った。たまに迷惑かけられるけどそれが気にならないくらい、一緒にいて楽しいって私は思ってるけど、…天童はどう思ってるんだろうか。口うるさくて面倒なやつって思ってるのかな。…うーん、それは少し心外だ。
アンタは私のこと、どう思ってるのよ。
天童「…好きだなーって」
A「え、は、な、にが？」
…危ない。私は口に出して質問をしたわけじゃないからきっと違う話だ。一瞬、驚いて変な声を出してしまった。
天童「んもー、人の話は聞きなさいっていつも言うのそっちじゃんかー、聞いててよ！借りてた本のさー、」
そう語り始める天童に私はまた気が抜けた。…そんなことだろうと思っていたよ、分かってた、けど、私の頬の赤らみはなかなかとれる気がしなくて。
…あれ？
天童に特別な感情を持っているのは私の方なのかもしれない。
end
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ぽる。(プロフ) - ゆんゆんさん» おあー！ありがとうございますー！！嬉しいです、、頑張ります、、これからもぜひよろしくおねがいします！！ (2019年1月14日 20時) (
レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 私も進路決定頑張ってました(何年か前です)！応援してます！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: bcfc3b7db5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - 瀬久美子さん» コメントありがとうございますー！精一杯書かせて頂きますのでこれからもよろしくおねがいします。 (2019年1月11日 22時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - しろくろはさん» ありがとうございます、これからもよろしくおねがいします！ (2019年1月10日 23時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
しろくろは(プロフ) - ぽる。さん» 読みました！とっても良かったです！ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 6326fe9e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽる。 | 作成日時：2018年12月8日 18時
