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それにしても、
「赤司先輩って本当大人っぽくて素敵ですよね!一個上とは思えない!」
バッシュの紐を結び直している赤司先輩にそう言った。
あの、赤司征十郎だもん。
その雰囲気も顔もレベルが全然違う。
最初はやっぱり怖いと思ったけれど、試合で見ていた絶対的な雰囲気はあまりなくて、話してみたらむしろ親しみやすいくらい。
ギャップにときめいた。
そんな彼も、もう私のものだもんね。
私の褒め言葉に、そうか、と微笑む彼もまたかっこよかった。
照れることなく、謙虚な感じは全然ない。
照れてる所は見たかったけれど、やっぱり傲慢な所がいい!
傲慢とはちょっと違うけれど。余裕、みたいな?
「赤司君。フリースローの練習していてもいいですか。」
「お前には必要ないが、開始までまだ時間はある。好きにしろ。」
「はい。」
いつの間にかてつや先輩が赤司先輩の隣にいて、話している。
てつや先輩も、ミステリアスな所がいい。
普段ぼーっとしているけれど、パス回しは群を抜いて凄い。
でも何か、どこかで見たような気がするんだよね…。
大会の会場かな。
「てつや先輩!私も手伝いますよ!」
「ではパスをお願いします。」
「はい!」
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渡部真生(プロフ) - はじめまして☺️ このお話大好きです! リクエスト?なんですけど、名前設定出来るようにしてほしいです! (2月16日 21時) (レス) @page11 id: b82fcb3efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽるしぇ | 作成日時:2020年11月16日 0時