1. 嵐 S side ページ3
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『おつかれさまでしたー！！』
今日の撮影も終え、みんなで楽屋へと帰ってきた。
「今日も疲れたねー！」
「でも楽しかったよな〜」
「また相葉さん、やらかしたけどな(笑)」
「そうそう！相葉ちゃん、すごかった〜」
楽屋に戻ってもおれたちは、TVの中のおれたちと変わらない雰囲気でいる。
これがおれたちの強みだと思ってるんだ。
楽屋に戻っても仲良しで、話題はつきない。
もし話題がなくても、黙っていても居心地が悪いなんてことはないんだ！
他の芸能人の方々に、『嵐って仲が本当にいいね！』って言われると少し照れくさいけど、、、嬉しいんだ。
「翔ちゃん！今日はもう終わり？」
思考に浸ってると、相葉くんに聞かれて驚きながらもおれは答えた。
「全員終わりだよ。ただ、明日はジャニーさんに呼ばれてるから早く行かないとね！」
「そっか！ありがとう！！」
いつもの明るくて温かい笑顔でお礼を言われたらこっちまで嬉しくなった(笑)
相葉くんは、嵐の中でも1番明るくて、ムードメーカー。
おれたちが暗くなってても彼の笑顔がおれらを照らしてくれるんだ。 まさに、太陽のようにね(笑)
「ジャニーさんか…。内容は言われてないもんな？」
「そうだね…。言われてない」
「でも、大丈夫だよ！」
「そうだね〜、難しく考えない方がいいのかも」
そうへにゃ〜っと笑うのは嵐のリーダー、智くん。
智くんは、嵐一歌と踊りが上手くて、誰もが認めるリーダーなんだ。 いつもは眠そうにしてたりやる気が無さそうだけど、いざって時は誰よりも頼りになるんだ。
もう1人、忘れちゃいけないのが松潤！
彼は嵐の中で1番年下。だけど、1番頼りになる。
クールで一見近寄り難いけど、誰よりも熱い一面を持っているんだ！
「まぁ、ジャニーさんが呼ぶなんて珍しいんだから遅刻は絶対ダメだよ？」
おれはじっと2人を見た。
見られた2人はなんだか気まずそうに顔をそらした(笑)
「それくらいわかってるよ〜！！」
「大丈夫だって〜」
、、、本当かなぁ？
「まぁ大丈夫だろ？心配はないと思うぞ？」
松潤もそう言ってきた。
おれにとっては自分も含めて全員心配だよ〜！！
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作者名：華美月 | 作成日時：2023年1月8日 20時
