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藤ヶ谷「 違う。…少し不安なだけ。」





「 ………。」









私は黙って太輔の腰に手を回した。









藤ヶ谷「 変な奴について行くなよ。」





「 うん。」





藤ヶ谷「 お酒飲みすぎんなよ。」





「 ふふっ。うん。」





藤ヶ谷「 気を付けていけよ。」





「 うん。…大丈夫だよ。」





藤ヶ谷「 ………。」





「 …………。」









太輔の顔がどんどん近付いて来るから




私はそのままゆっくり目を閉じた。









すると



優しく唇が重なり



太輔の唇がそのまま私の首筋に移動して来た。









「 …太輔っ…やっ。」









首筋を舐めると



突然



痛みが走った。









藤ヶ谷「 付けちゃった。」





「 ………。」





藤ヶ谷「 キスマーク。」









悪戯っぽく笑った。









「 …太輔ーっ。」





藤ヶ谷「 じゃあな。」





「 あっ。待ってよっ。」





藤ヶ谷「 メールしろよ。」









そう言って


私から逃げるように外に出ていった。









「 ………。」









こんな事されたら









嬉しくなるじゃん。









.









「 …バカ。」

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設定タグ:キスマイ , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ponyo | 作成日時:2015年4月16日 21時

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