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それから
月日が経ち
春が訪れたと思うと
あっという間に過ぎ
夏の季節に変わった。
藤ヶ谷「 何処の会場?」
「 教えない。」
藤ヶ谷「 何処ですんの?」
「 知りません。」
そう
今日は同窓会。
前までは
“ 楽しんで来て ”
なんて言ってくれたのに
突然、昨日から…
藤ヶ谷「 何処の会場?」
そんな事ばっかり連発してくる。
「 変な事されたら困るから教えない。」
藤ヶ谷「 しねーし。
てか、仕事あるし。」
「 ふふっ。あっ。もうこんな時間だよ?」
藤ヶ谷「 話そらした。」
「 仕事、遅刻するよ?」
私は
太輔の手を掴み玄関に向かった。
「 ほら。行ってらっしゃい。」
藤ヶ谷「 ………。」
さっきから黙りっぱなしの太輔。
「 …怒ってるの?」
藤ヶ谷「 ………。」
「 ねぇ。…太…
繋いだままだった手が
突然
太輔の方へ引かれ
太輔の胸にスッポリと入った。
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作者名:Ponyo | 作成日時:2015年4月16日 21時