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スエットに手を掛けていた太輔の手が止まった。









「 …電話。」









太輔から離れ


スマホを手に取り画面を見てみると







母からだった。









藤ヶ谷「 …誰?」









いい所を邪魔されて不機嫌な太輔。









「 お母さんから。」









太輔に伝え電話に出た。









「 …もしもし?」





母「 もしもし。お母さん。」





「 うん。久しぶり。」





母「 久しぶり。元気?」





「 うん。元気だよ。」





母「 そう。良かった。」





「 で、どうしたの?」





母「 あっ。そうそう。

同窓会の事なんだけどね。」





「 同窓会?」





母「 そう。

今度、小学校時代の子達で集まるんだって。」





「 …ふーん。」





母「 もう、行きますって書いて送っといたから。」





「 は?」





母「 だって締切り昨日までだったから。」





「 ちゃんと電話してよ。」





母「 ごめんね。」





「 別に良いけどさ。

…同窓会いつなの?」





母「 8月の下旬で___会場でやるって。」





「 まだまだ先じゃん。」





母「 そうね。

ちゃんと行きなさいよ?」





「 ん。分かった。」





母「 藤ヶ谷君にも宜しく伝えといてね。」





「 はいはい。」





母「 じゃあ、おやすみ。」





「 おやすみなさい。」









.









藤ヶ谷「 何だったの?」





「 ………。」





藤ヶ谷「 A?」





「 ………。」









…どうしよ。









もしかしたら

その同窓会に









.









宏君がいるかもしれない。

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設定タグ:キスマイ , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ponyo | 作成日時:2015年4月16日 21時

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