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「 …んー。」
今日は何故か目覚めが良かった。
ふと
隣を見てみると
タオルケットから肌を覗かせながら
スヤスヤ眠る太輔。
そのまま
自分の体に視線を落としてみると…
「 …キャッ!」
藤ヶ谷「 …ん。…どうした?」
私の声で目が覚めてしまったみたい。
「 う、ううん。
…な、何でもない。」
藤ヶ谷「 …ふーん。」
信じてないような返事。
…まぁ、そんな太輔を無視して(笑)
不意に
右手を見てみると
太陽の光で指輪が
キラキラと光り輝いていた。
「 …夢じゃないんだ。」
藤ヶ谷「 何が?」
「 ふふっ。昨日の事。」
藤ヶ谷「 昨日、海しか連れていけなかった。」
「 違う。
わざわざ海に連れて行ってくれたんでしょ?」
藤ヶ谷「 本当はさ。
もっと連れて行きたい所いっぱいある。」
「 …じゃあ、いつか連れて行ってね。」
藤ヶ谷「 いつかじゃなくて。
…絶対だから。」
「 ………。」
藤ヶ谷「 絶対行くから。」
「 ふふっ。うん。」
そう
答えると
太輔は優しく微笑んだ。
きっと
今の私の顔は
幸せな顔でいっぱいだ。
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作者名:Ponyo | 作成日時:2015年4月16日 21時