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藤ヶ谷「 ごめん。」








「 ふふっ(笑)

もう、大丈夫だよ。 ちょっと寒いだけだから。」









藤ヶ谷「 本当に?」








「 うん。

太輔が抱き締めてくれるから暖かい…。」








藤ヶ谷「 ふふっ(笑)」








「 ねぇ。太輔?」








藤ヶ谷「 …ん?」







「 ありがとう。」







藤ヶ谷「 ………。」







「 綺麗なイルミネーション見れて凄い嬉しかった…。」







藤ヶ谷「 喜んでれて俺もすっげー嬉しい。」









私も太輔の腰に手を回しギュッと力を込めた。









藤ヶ谷「 キスしたい。」









ちゅーって言いながら





顔を近付けてきた。









でも




私は心を鬼にして…









「 ダメ。」









そう言って




太輔の口を手で塞いだ。









藤ヶ谷「 えーっ。」








「 写真撮られたらダメだから。」








藤ヶ谷「 じゃあ、家帰ったらしてい?」







「 …えっ?」







藤ヶ谷「 うん。強制な。」







「 ………。」







藤ヶ谷「 そういう事だから早く帰ろ?」







「 う、うん。」









私の手を取ると








家に向かって歩きだした。

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設定タグ:キスマイ , 藤ヶ谷太輔 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Ponyo | 作成日時:2015年3月12日 15時

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