26.二人の話 ページ27
｢俺さそんなに頼りないかな｣
｢同意見だ｣
屋上の手すりに二人してもたれかかる
授業なんてとっくに始まっているがなんだか受ける気になれなかった
｢偽善者か…｣
ﾎﾞｿｯと今朝の言葉を呟くおそ松はどこか悲しげな顔をしている
｢きっと本心ではそんなこと思ってないさ｣
｢ﾌｯ…強がりだねー、カラ松は｣
｢おそ松もだろ｣
｢でも、嘘だったとしても相当なダメージ受けたわー｣
ヘラヘラと笑いながら空を見上げているおそ松
｢おそ松だってもっと弟に頼れ、一人で抱え込むな｣
そんな俺の言葉に一瞬 驚いた表情をして直ぐに目を細めて笑った
｢いつから、そんなにしっかりしちゃったのー、お兄ちゃん感激だわ｣
｢でも、俺は長男だから｣
またそう言って空を見上げる
俺達はお互いに依存しすぎたのである
『七つでひとつ』その言葉がかえってAを縛り付け苦しめていたのかもしれない
｢偽善者でもなんでもいい｣
｢うん｣
｢俺らがあいつの唯一無二の家族で兄なのには変わりない｣
｢うん、だよな。そうだよな｣
｢さすがカラ松、ありがとう｣
｢お兄ちゃん吹っ切れたよ｣
｢よし、取り合えず今朝の男に会いに行こ｣
｢ﾌｯ ショーの始まりだな｣
おそ松の後についていく
｢ｲﾀﾀﾀﾀﾀあばらが逝った｣
肋を押さえながら笑うおそ松の表情は何処か晴れ晴れしていた
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大変お待たせしましたっ!!
ネタがまったく思い付かず中々更新できませんでした。
やっと更新できましたが、文章力皆無ですね。
完結させる気はちゃんとありますので!!亀更新をどうぞ許してください。
待っていてくれた方はいるかどうか分かりませんがこれからもこの小説をよろしくお願いいたします。
雨天N
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雨天N(プロフ) - ユキさん» 涙が出るなんて言っていただけるなんて恐縮です。ありがとうございます!!頑張って更新致しますので楽しみにしていただけたらと思います! (2017年5月24日 21時) (
レス) id: bbe978a9dc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 初コメ失礼します！心臓がキュッてなって涙が出ましたー！！これからの展開が楽しみです！！！がんばってください！ (2017年5月24日 0時) (レス) id: a5ac0accef (このIDを非表示/違反報告)
いかちゃん(プロフ) - めっちゃくっちゃ面白いです！！！！！！！！更新頑張ってください！ (2016年5月23日 22時) (レス) id: a3785a8060 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 続きが楽しみっす。更新頑張って下さい！ (2016年4月2日 3時) (レス) id: aec6d0ccd4 (このIDを非表示/違反報告)
雨天N(プロフ) - ＡＹＭさん» コメントありがとうございます!!頑張って更新していきたいと思うのでこれからもこの小説をよろしくお願いします(*^^*) (2016年4月2日 2時) (レス) id: bbe978a9dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨天N | 作成日時：2015年12月31日 12時
