あくまで恋じゃない【名前変換オリジナル】

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蒼太「お姉さん…可愛くないねー」




「…はぁ？」


蒼太くんはそう言うと、私に近づいた。
パーソナルスペースを一気に破って私の元に来る





「私…男の人が分からない、からかうつもりならやめて？」



さすがに冷たい言い方をしたかとちょっと思ったが
君には通用しないこと…だった。






蒼太「…じゃあ、からかうつもり無かったらいいわけ？」




「…それは」



蒼太「…ムカつく」






え？









蒼太くんは怖い顔をした。
そりゃあ私が冷たい事を言ったからだろう。
無視されても当然だった。









蒼太「でも、心ん中見え見えの女よりも何倍も
…あんたはいい女だよ」




「…どういう事」






蒼太「帰ろ？俺腹減った。」









蒼太くんも…いまいち掴めない子

私なんか可愛くない女、放っておけばいいのに





いい女…なんて初めて言われた。









「ただいまー」







…？あれ？
お母さん仕事からまだ帰ってきてなかったのかな



蒼太「…あれれ〜？」









私は携帯を見た

見ると母からのメールが1件入っていた。






『今日はお母さんもお父さんも仕事で帰れません。夕飯は温めて食べてね』







ってぇぇえええぇぇえええ









「…今日、うちらだけだってさ」









蒼太「…ふーん」








な、なにこの…意地悪そうな顔！！！！






蒼太「楽しみだね？おねーさん？」

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