2人目の部員【アミ】 ページ3
No side
入学式から数日後。今は放課後である。
アミは寮の自分の部屋の飾り付けも終わり、自分色に染まった部屋を眺めた。さすがエリート校、1人分の部屋が広い。
数日のうちに、アミはすっかり仲良くなったレイを、ポケトレクラブ2人目の部員として迎え入れていた。
入学式の翌日、アミはポケトレクラブがどういう活動をするのか、部員を探していることなどをレイに伝えた。
「そこで、ねぇレイ君、“ポケトレクラブ”入らない？」
「ポケトレクラブか…僕もそれ入っていい？」
2人の放った言葉はほぼ同時に重なり、ポケトレクラブの部員は晴れて2人となった。
「ポケトレクラブ、5人か6人ぐらいになったら届出したいのよね。部室も貸してくれるらしいし」
「そう言っても、あと誰誘うの？」
「うーん…」
散々考えた挙句、一旦解散、となったのだ。
「誰を誘えばいいのかしら…うーん…」
足元でご機嫌な様子のニンフィアに視線を向ける。
入学式の日によく分からない年上集団とのバトルで、はがね克服を真剣に考え始めたアミは、先日ニンフィアにほのおタイプの技、「マジカルフレイム」を覚えさせたばかりなのだ。
そう言えば、体育祭が近いと聞いた。
体育祭は3チームに分けて行い、
1〜3年のA組がヒトカゲ
B組がゼニガメ
C組がフシギダネ
2年生からは体育祭の実行委員があるらしい。
つまり、アミはヒトカゲチームと言う訳である。
ベッドの上で飛び跳ねて遊んでいるアシマリとアマカジを横目に、アミは体育祭とポケトレクラブについて考える。
「うーん…じーっとしてても始まんないし、ちょっと外に出てみようか！行こう、皆！」
「フィア〜！」
「アシャマ！」
「アジアジ！」
足の横にニンフィア、頭の上にアマカジ、アシマリを腕に抱いて、アミは文字通り自分の部屋から飛び出した。
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褪紅(プロフ) - 更新しました！ (2021年12月7日 22時) (
レス) id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
褪紅(プロフ) - お久しぶりです、ハスミとキユイとノウメ、三キャラの親の春雨、もとい褪紅です。更新させていただきます。 (2021年12月7日 20時) (レス) id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 更新しました (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 更新しますね！ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 忙しくてリレー小説に参加出来ませんでしたが、余裕が出てきたので参加させてせて頂くことになりました。レイの親の蝶理です。よろしくお願いします！ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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