3人目の部員と…【アミ】 ページ17
アミside
大ニュース！！
ポケトレクラブ、3人目の部員入ったよ！その名もアヤちゃん！
出会い方も結構衝撃的だったんだけど、まぁまたいつか。
「部員部員…うーん…」
ブツブツ呟きながらポケトレ学園の敷地内をうろうろする。
「あのさ、宣伝とかしてみたら？ポスター作って、校舎中に貼ったりして」
レイ君が人差し指を空中で振りながらナイスアイディアを出す。
「いいわねそれ！採用！」
呆気なく採用されて驚き気味のレイ君。
ポスター貼るって事は、先生にも許可取らないといけないわよね…この場合、どの先生に聞けば良いのか…
うーん、まぁポスター作った後に考えても遅くない、か。
「そうそう、もうすぐ体育祭だけど、アヤちゃんは何チームなの？」
私とレイ君はA組だからヒトカゲチームなの、と付け加える。
少なくともアヤちゃんは1-Aじゃないよね。
だとしたら出席番号順の席じゃ近くに座ってる筈だし。
「私は1−Cなので…フシギダネチームです」
少し間を開けてアヤちゃんが答える。
「そっかぁ…一緒のチームだったら良かったのにね、同じポケトレクラブだし！」
「手加減は無しでやるからね！」
私とレイ君がニコッと笑う。
「ふふ…私達も負けませんよ」
アヤちゃんの表情も緩んだみたい。嬉しい！
ポケトレ学園の敷地内には沢山の野生のポケモンがいる。
大きな青空を飛ぶピジョンやスバメ、ココガラ。
近くの茂みや木にはナゾノクサ、カリキリ、フシギダネ。
ポケモンに囲まれた空間は、ポケモントレーナーを育成するには持ってこいの環境なんだろう。
って…
「あっ、待って、アレ色違いのイーブイじゃない！？」
「ちょっ、学園の敷地内のポケモンは捕まえすぎないようにって…」
「レ、レイさま！アミさまはもう行ってしまいました！」
「えっ、ちょっ、アミ！」
──────────────
「あーっ、どこか行っちゃった！！」
色違いのイーブイなんて他のトレーナーのポケモンしか見た事ないのに…
「反省反省…」
「それは僕達を置いて行った事に対する反省、って事でいいよね？」
「うわっ！レイ君とアヤちゃん！！」
心底びっくりする。どっかから心臓が転がり落ちそうな勢いだ。
「もう夕暮れ時ですし…新たな仲間探しは、また明日にしましょう」
そう言われて、初めて周りが夕陽に照らされている事に気付く。
「そうね…」
「じゃ、寮に帰ろっか」
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褪紅(プロフ) - 更新しました！ (2021年12月7日 22時) (
レス) id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
褪紅(プロフ) - お久しぶりです、ハスミとキユイとノウメ、三キャラの親の春雨、もとい褪紅です。更新させていただきます。 (2021年12月7日 20時) (レス) id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 更新しました (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 更新しますね！ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
蝶理(プロフ) - 忙しくてリレー小説に参加出来ませんでしたが、余裕が出てきたので参加させてせて頂くことになりました。レイの親の蝶理です。よろしくお願いします！ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 285c3fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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