入学式の最中な話【タリサ】 ページ24
生徒会に対して
「権力が過剰な気がします。さすがに退学かどうかまで決定できるのは……」
ポケトレクラブに対して
「探偵……みたいなものなんですかね？ 困った時に相談してみようかな」
────────────
入学式真っただ中の講堂にて。
ちょっと遅刻するなどのトラブルもあったそうだけど、特に大きな問題もなく入学式が進行していった。
司会をしている生徒会の子とは、確か同じクラス……なのかな。
クラスの振り分け表で名前を見かけたのだ。
一年生の頃からなんとなく覚えている子だった。
さてそんな入学式の詳細だが、プログラムは
・開会。
・いろんな人から──学園長や来賓、生徒会長から──の祝辞。
・新入生の代表による挨拶、
・担任や教員の紹介、
・閉式。
となっている。
今は来賓の方が祝辞を述べているところだ。
ステージの前方から入学生、保護者、在学生の順で座る。
壁際には来賓の人達と教師陣。
かすかに聞こえる歌声と、来賓のおじちゃん達の落ち着いた抑揚のない声、そしてbgmとして流されている有名なクラシックの調和。
これらによって作り出された素敵なハーモニーにまぶたが閉じていっていることに気付き、内心慌てつつ……瞬きをして眠気を振り払った。
(眠い。すっ……ごく眠い。さっきから、誰かの歌声が聞こえてくるんだよね)
校舎の方向から上手な歌声が聞こえる。
きっとわたしの座っている場所が講堂の出入り口に一番近いから聞こえるんだと思う。
歌詞があるように聞こえるから、ポケモンの技じゃないのかも。
歌っているのは人間の可能性が高かった。
そしてわたしはこの声によって眠くなってしまっていた。
入学式をすっぽかしている人がいるとは想像もつかなかったが、わたしの所属する2-Aには、一人欠席者がいるのである。
もしかしたらその人かも？
(……なんて、そんなわけないか〜。きっと野生のプリンかペラップが歌ってるんだね)
思いつきにふふっと笑い出しそうになったが、先生に注意されるかもしれないので、心の中でだけ笑っておこう。
さて、入学式のプログラムは……そろそろ次の祝辞に入るかな、というところだった。
入学式の最中【ライム】→←いっそのこと、気絶してしまえれば楽かもしれない【アヤ】
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ヒメアミ(プロフ) - 宣言通り長時間滞在、本当にすみません！入学式編完結しました！次は体育祭編の予定です！そして続編の始めで主催者から皆さんにお伝えしたいことがあります。すぐに続編作りますので、しばらくお待ちください！パスワードは変わりません！ (2020年8月6日 17時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します！…途中で色々あるかもなので、長時間居座るかもしれません…本当に申し訳ないです…m(_ _)m (2020年8月6日 13時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新しました！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新します！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 更新しました！次の方お願いします！ (2020年8月6日 8時) (レス) id: 62a5f394e4 (このIDを非表示/違反報告)
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