白熱！グレイシアVSピカチュウ！ ページ25
「私、審判ね！」
リサが自慢げに鼻を鳴らす。
前には向かい合って立つAとサトシ。
「１度、お前と手合わせしてみたかったんだ！全力で頼むぜ」
「分かってるわよ。そっちこそ、手加減はナシよ」
二人の間を風が駆け抜ける。
「じゃあ、お二人とも、準備はいーい？」
「おう！」
「………！」
「ready……………
＿＿＿＿＿＿＿go！！！」
リサが手を挙げると始めに動いたのはサトシ。
「相手は強敵だ、油断するなよピカチュウ！
いくぞ、『電光石火』だ！！！」
「ピッ！！」
「避けて！」
「グレイッ！」
ピカチュウが素早く走る。目では追えない。速い。
「ッッ！」
すばしっこく避けたグレイシアだったが隙をつかれ、脇腹にピカチュウが突っ込んだ。
「まだやれるわね？」
「グレイ！」
素早く体制を立て直す。
「流石、アレごときじゃやられねえか！」
「アレ……………？」
「ピカチュウまだまだいくぞ！！」
「ピィィカッ！」
ピカチュウがグレイシアを睨む。
「グレイシア、次はこっちから行くわよ。
＿＿＿＿＿＿『凍える吐息』！！」
周りに冷気が漂う。
グレイシアが口からマイナス零度の息を吐く。
ピカチュウが器用に避けると氷の道が追った。
「逃げてばっかじゃダメだ！『エレキボール』！」
サトシの声にピカチュウが反応。
さっと氷を避け、エレキボールを放つ。
「ッ！」
凍える吐息によって生まれた煙で前がよく見えていなかった。
気づいたときには目の前にビリビリと電気を纏ったボールが迫っている。
ドォォォォォン……………………
「グレイシア！」
攻撃を受けてもなお、立ち上がろうとするグレイシア。
よろめきながらも立ち、蒼い瞳でピカチュウを睨み返した。
「やり返すわよ」
「グレ！」
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あられ - 更新がんばってください！ (2019年12月2日 12時) (
レス) id: ed00fbf28a (このIDを非表示/違反報告)
イーブイ - がんば!楽しみにしてます。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！楽しみです！ (2019年7月22日 14時) (携帯から) (レス) id: d7f028195c (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 更新頑張ってください！！応援してます！みんなの物語大好きです！ (2019年7月13日 10時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいふくリンゴ☆ | 作成日時：2019年7月11日 23時
