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『確かに懐かしいですね』
降谷「何がです?」
『あなたと初めて会話した日です』
降谷「あの時は心臓が止まるかと思った。まさか人質が警視総監の娘だなんて」
『誰だってびっくりするでしょ』
多分私も降谷さんと同じ立ち位置だったらびっくりしますよ
『あ、報酬』
降谷「家に着いてからだ」
『はーい』
やっぱり甘いものは特別だよ
『バイク乗りたい…』
降谷「乗ってないんですか?」
『忙しすぎて乗る暇がない』
バイクに乗るといいよ。風感じられるもん
車より好き
降谷「なんでバイクの免許を?」
『親と一緒の車に乗りたくないから』
降谷「相変わらず仲がいいのか悪いのか」
『全く。家族より仕事優先の父なんて知らないわよ』
記念日とか誕生日の日は休みだけどそれ以外は全部仕事
夏休みの思い出とか全然ない
忙しいから仕方の無いことなんだろうけど
降谷「着きましたよ。お姫様」
『…そのお姫様呼ばわりなに』
降谷「ある意味お姫様だろう」
降谷さんは私の方の扉を開けて、手を出した
『よく分からないけど、ありがとう
また何かあれば連絡ください。情報ならいくらでも探りますので
おやすみなさい』
降谷「おやすみ」
1日ぶりに帰ってくる我が家は最高だ
私は疲れきった体をお風呂で癒してベッドにダイブした
『今日もよく働きました』
《今回の報酬》
・チェリーパイ
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はにゃ? - とても読みやすいです!更新頑張ってください!応援してます! (2023年4月15日 0時) (レス) id: 1a9c7abd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年4月13日 21時