その差 夢境side ページ28
昔から周りにかっちゃんと一緒にちやほやされて育ってきた
かっちゃんはそれに凄い喜んでたけど、私は嬉しくなかった
皆"個性"ばっかで、"個性"だけを見てる
"私"という夢境天莉を誰も見てくれない。それはこれからも…
「凄いね！」「いいな〜！」
きっと私は"今回も"この言葉に埋もれながら生きていくしかないとそう思ってた
だけど、この学校に入学して衝撃を受けた
自分よりも強い人がいる
それがAちゃんだった
周りにチヤホヤされでも、その言葉に聞く耳を持たなかった
それどころか周りの人なんて見えてない感じだった
本当に笑っているのか、それとも作り笑顔なのかも分からない笑みを毎日浮かべている
ヒーローだから当たり前なのかもしれない
初めての戦闘訓練。
自分が想像出来る限り"個性"を使って挑んだ
だけど返り討ちにされてしまった
その日、初めて負けたくないと思った
Aちゃんよりも強くなりたいと願った
それでもAちゃんに敵うはずもなく、体育祭で負けた
これがヒーロー科に入学した者と、プロヒーローとの差
『みーつけた。そろそろ君と決着つけないと、と思ってさ
病院送りにはしない程度に叩き潰してあげる』
「っ！炎よ！」
出した炎を軽々と避けられた
私はAちゃんと距離をとる
どこかにAちゃんが呼んだ人もいるかもしれない…
『今回は誰もいないよ。ここでは私と君だけ
だから周りを気にしなくていい。好きにやっちゃえばいいんだよ
私に驚きという名の驚きを見せてね！』
この時のAちゃんの顔は狂気に満ちていた
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テト(プロフ) - ステインが闇に潜むヒーローなら夢主ちゃんは光に潜むヴィランなのかな、、、だめだ涙が止まらない､､､これもそれも全て主さまの文才のせい！(八つ当たり) (4月5日 0時) (
レス) @page16 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
烏天狗 - 刀のびっくりジジイって某刀と剣が乱舞するやつのあの鶴しかおらへんよな... (4月3日 0時) (レス) @page17 id: 975b4e6ad5 (このIDを非表示/違反報告)
スズ(プロフ) - 刀のびっくりじじいてもう誰のことかわかってしまったwww (4月1日 1時) (レス) @page11 id: 48365f2458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてち | 作成日時：2024年3月24日 12時
