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キラリと光る涙を拭うように頬に触れると
貴方は急に目の色を変えた。
「だったら、ずーっとここにいてよ。
その心が、体が、朽ち果てるまで。
ね？ジュン。」
「…仰せのままに。」
美しいその足にそっとキスを落とすと、
貴方は満足げに微笑んだ。
「さ、続きをいたしましょう。サトシ様。」
「うん。」
腰を降ると貴方はまた嬉しそうに笑った。
「愛…してる、…よ。ジュン。」
「俺、もです。」
ああ、どうやら俺は貴方のその狂った思考に…
毒にはまってしまったようだ。
良く言えば、
憎き蜘蛛に惚れてしまった蝶。
悪く言えば、
毒を盛られた蝶。
今日も俺は美しいその毒に酔いしれながら
貴方と行為を続ける。
暗い暗い部屋に閉じ込められながら。
鎖のジャラリという音が部屋中に響きわたった。
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【足の甲:隷属】
他の支配を受け、言いなりになること
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作者名：storm quintet x他4人 | 作者ホームページ：.
作成日時：2014年10月29日 23時
