遠距離 ページ11
純「亮介、遅かったじゃねーか」
亮介「ちょっとね」
哲也「いいじゃないか純。久しぶりの親子の電話なんだから」
亮介「えっ?」
哲也「違うのか?純がそう言ってたが」
亮介「あっ、いや・・・」
純「そういや、声が違ったし『亮ちゃん』じゃなく『亮介』って言っててよ」
哲也「なんだ亮介。彼女か」
亮介「・・・」
純「亮介!聞いてねぇぞ!」
哲也「亮介?」
亮介「もうこの際だから言うよ。俺、神奈川に彼女か置いてここにきた。さっきの電話相手はそいつ。声を聞かせてって」
純「遠距離ってわけか」
哲也「明日も休みなんだから会いに行ったらどうだ」
クリス「両親にも」
亮介「うーん、どうしようか」
哲也「彼女である限り大切しろよ」
亮介「わかってる」
あいつには辛い思いばっかさせている
やっぱりあの時別れるべきだったかな・・・
〜中学生〜光陽中
亮介「里緒奈、別れよう」
里緒奈「え?亮介、、、何言って、、、」
亮介「俺、東京に行く。だから、、、」
里緒奈「それでもいいよ。そんな理由で別れたくないよ」
亮介「・・・会える数少ないよ?」
里緒奈「うん。でも亮介がいてくれるなら。」
亮介「そっか。分かった。」
こうして俺たちは別れる事なく遠距離を選んだ
あれから1年・・・
里緒奈の不安はピークらしい
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作者名:雪月花 | 作成日時:2017年8月19日 18時