いつものかえりみち。 (ページ7)

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第五話『呼び方』ページ7

りん「ねえねえヒカリん！」

ヒカリ「・・・。」

りん「あれ、どーしたの？ヒカリんってばー？」

ヒカリ「いや、なんでいきなりそんな気持ち悪い言い方をしてきたんだ？」

りん「わーん、ひどいよヒカリん！私がせっかくいいあだ名を考えてきたのに！」

ヒカリ「これあだ名か？」

りん「な、何言うのヒカリん！硝子野風さんに向かって！」

ヒカリ「りんでいいだろ。」

りん「・・・、初めて・・・、りんって呼んでくれたね。」

ヒカリ「何言ってんの、いつもそう呼んでるじゃん。」

りん「ううん、いつもはクレイジーピエロ。」

ヒカリ「そんな変な名前で呼んだこと一回も無いんだけど。」

りん「もう、ヒカリんなんか知らない！大っ嫌い！」

ヒカリ「あ、ごめん・・。流石に、私も言いすぎたな・・・。」

りん「もう、ヒカリんなんかとは話さないもん！」

ヒカリ「なんだと、流石にそこまで言わなくてもいいだろ！じゃあ私も、あんたとは話さないからな！」

りん「ちょっと、それがどう言うことかわかって言ってるの！？」

ヒカリ「ああそうだ、絶交だ！」

りん「え、絶交なの？」

ヒカリ「知らんのかい！」

りん「もういいよ、たしかに私もムキになりすぎたかもね。」

ヒカリ「わかればいいんだよ。」

りん「これからは、ちゃんといいあだ名をつけるからね！」

ヒカリ「そっちじゃ無い！」