３７ 事情 ページ26
「っ…。ゴメン、ツナ君、先走って…」
「あ、いや、その…チョイスって、一体…」
「僕が、白蘭さんとやったゲームだよ。……それより、貴女は一体何者なんですか！？チョイスを知っているのは、僕と白蘭さんだけなのに！」
.
興奮気味に言う正一を「まぁまぁ」と宥めるスパナ。
ルピナスは語り始めた。
.
「私は、色んな世界を知ってるの。白蘭以上に、ね。……この世界からずぅ〜っと離れた世界のことも、知ってる。途方もないほど離れた世界では、白蘭は今と同じようなことをしようとしたけど、ツナ君に倒された。それを知ってるから、チョイスのことも知ってるの。」
「じゃあ、お前も白蘭と同じ能力を持ってるってことなのか？」
「似てるようで違うな…。私は、パラレルワールドの知識が共有できるわけじゃない。ただ、そういう知識がひたすら頭に流れてくるだけ。」
「ルピナスさん、その…Aとは、どういう関係なんですか？」
.
麗羅が聞く。
皆気になっていたことだ。Aの旦那とも親しげな口ぶりだったしな。
.
「Aちゃんは、立ち位置というか…生い立ちとかが同じなの。人生は別々だけど、ね。色々あって、仲良くしてたのよ。本人はそんな気あんまりなかったみたいだけど…。」
「…じゃあ、ルピナスさんが私達に協力してくれたのは…Aの為なんですか？」
「そうだけど、それだけじゃないの。……本来はね、この状況になるまであと１週間ぐらいかかるはずだったの。私がここに居るのは、時間を押し倒すため。そして、早く皆に過去に帰ってもらうため。」
「え…？」
「元の世界で、Aちゃんは別人になって並中に帰ってくる。でも、その時にあなた達がいないと、大変なことになるの。Aちゃんにとっても、ツナ君達にとっても…。」
「それは、お前の力からの見解か？」
「…うん。ツナ君、あなたには本当に悪いと思ってる。望みもしないのに、早急に事を進めてしまったのは謝るわ…。でも、あなたは絶対に勝てる。それが、この世界の“流れ”だから。」
「っ…。勝てるん、ですよね…。」
「うん。」
.
益々謎が深まった。
が、こうして俺たちはチョイスに参加することになった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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上総(プロフ) - 急にごめんなさい、�兇離僖好錙璽俵気┐堂爾気ぁ�お願いします (2016年6月11日 19時) (
レス) id: ef86cc2fbb (このIDを非表示/違反報告)
ファイ(プロフ) - キノコさん» 早かったですか？自分的に長かったです＾＾； これからもよろしくお願いします＾＾ (2012年8月28日 21時) (レス) id: d453fe6e89 (このIDを非表示/違反報告)
ファイ(プロフ) - 龍夏さん» ただいま！！これからもよろしく！ (2012年8月28日 20時) (レス) id: d453fe6e89 (このIDを非表示/違反報告)
ファイ(プロフ) - ウハさん» 復活しました！これからも読んで頂けると嬉しいです＾＾ (2012年8月28日 20時) (レス) id: d453fe6e89 (このIDを非表示/違反報告)
ファイ(プロフ) - 哀さん» 喜んでもらえて嬉しいです！ コメありがとうございました＾＾ (2012年8月28日 20時) (レス) id: d453fe6e89 (このIDを非表示/違反報告)
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