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その様子を見ていたアーサーが、話題を変えようと口を開いた。
「そういえば、クリスマスにホグワーツでダンスパーティーがあったのだろう？私達の時代には無かったが…」
「そうなの？素敵ね！」
トンクスが身を乗り出した。
しかし、それは触れてはいけない話題だったようで、双子達に更なるダメージを与えた。
「ああ…思い出したくもない」
「そうだな…」
フレッドとジョージは口々に言うと、肩を落とした。
シリウスがハリーに話しかける。
「ハリー、Aは誰と踊ったのだ？」
「えっ…あ、アー…」
ハリーは口ごもって、何かゴニョゴニョと言いながら振り向き、ロンとハーマイオニーに助けを求める顔をした。
すると、ハーマイオニーが観念して言った。
「…スネイプ先生よ」
「「何だって？」」
口を揃えてハモったのは、双子ではなく、シリウスとルーピンだった。
「あのスニベルスか？…よりによって何であいつと」
シリウスはあからさまに怒りを露わにした。
ルーピンに関しては、静かに黒いオーラを放っている。
しかし、ジニーが口に手を当てて、とどめを刺す様に言った。
「…それが、とても素敵だったのよね〜」
それを聞いて、シリウス、ルーピン、双子の4人はショックを受けた顔をした。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、これ以上関わりたくないと思ったのだった。
黙って様子を見ていたキングスリーがやれやれ、と肩を竦めて言った。
「そのAとか言うお嬢さんは、相当魅力的なんだな。こんなに大勢の男達のハートを掴むなんて」
その言葉に、アーサーとモリーが互いに顔を見合わせ、微笑んだ。
そしてモリーが言った。
「そうよ、彼女は昔からそうだったわ…人を惹きつける何かがあるのよ。本人は気づいていないんでしょうけど」
アーサーも頷く。
「…そうだな。まぁ、それが彼女の良いところだ」
それを聞いていたハリーは、今頃Aはクシャミでもしているだろうな…と考えた。
実際、遠く離れた地で、本当にクシャミをしていた当の本人は、身を縮こませて震えながらポツリと言った。
『…風邪かな…？』
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(ただワチャワチャした感じを書きたかっただけ)
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piyo(プロフ) - 絢姫さん» 絢姫様、コメントありがとうございます(^^)とっても嬉しいお言葉…！精進します。これからもよろしくお願いします！ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
絢姫 - とても面白いです！ 久々に時間を無視して読みました！これからも、応援します！ (2019年11月23日 16時) (レス) id: df8558907b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年11月16日 22時
