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ー過酷な現実に付き合わせてしまうのか。
スネイプは黙ってAを見つめた。
Aもジッと黙って、彼を見上げている。
ーあの日、彼女が消えた時、とてつもなく大きな悲しみに襲われた。
この先ずっと会えなくなると思うと、恐怖に押しつぶされそうだった。
暫く生きた心地がしなかった。
それは、彼女の周囲の人間が皆同じだったであろう。
しかし…それと同時に、安堵の気持ちがあった。
あの人の手に掛けられる事は無い。
支配される事が無い…
…そう思うと、ホッとしている自分がいた。
『…どしたの、セブルス？怖い顔してる』
不意に、頰に手を添えられた。
ビクッとしてその手を払いのけてしまう。
すると彼女は、驚いた顔をして、小さな声で
『…ごめん…』と呟いた。
ーいや、そういう顔をさせたいのでは無い。
もう再会する事は無いだろうと思っていた、大事な人が目の前にいるのに。
スネイプは、息を１つ、長く吐くと
自分の胸に彼女の頭を引き寄せた。
昔の彼とは違い、厚い胸板が目の前に広がった。
『！…セブ…』
突然の事で、焦るA。
すると、頭上からスネイプの声がした。
「…会いたかった。ずっと」
とても小さな声でポツリと呟かれたその声は、少し震えているようにも聞こえた。
ーいや、幻聴かな。この人が泣くなんて…あり得ないよな…
『…私もだよ』
そう言って、彼を見上げて、少し悲しげに笑った。
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piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、読み返していただき嬉しいです。そして…めちゃくちゃ恥ずかしい！詰めが甘いですね…（汗 何か他にもありそうで怖いです、、ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月31日 8時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 再度読み返して気づいたのですが多分49ページの最後のところ名前変換出来ていないです (2021年5月31日 7時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 麗さん» 麗様、ご指摘ありがとうございます…！！恥ずかし過ぎる…教えていただいて感謝です（泣 また何かございましたら、よろしくお願い致します。 (2020年10月26日 22時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 6ページ 名前変換出来てないところあります (2020年10月26日 19時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ミントｫさん» ミントォ様、ありがとうございます！とっても励みになります。頑張って書きますね。よろしくお願いします(^^) (2019年8月14日 6時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年7月14日 0時
