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パーティーは夜まで続いた。
新郎のジェームズがシリウスや他のゲストに連れて行かれ、もみくちゃに(笑)されている頃、Aは、酔い潰れてしまったピーターを介抱していた。
『もう、ピーター、お酒かなり飲んだでしょ…』
「うう…ごめん。つい…楽しくて…」
すると、リーマスがグラスを持ちながら現れた。
「ほら、お水持って来たよピーター」
「ありがとう、リーマス…」
そう言って、ピーターはリーマスからグラスを受け取ると、一気に水を飲み干した。
そして、再びバタリと横になり、そのまま眠ってしまった。
『あ、寝た』
「寝たね」
Aとリーマスは顔を見合わせた。
リーマスはポリポリとこめかみを掻くと、Aの横に腰を下ろした。
「…A、久しぶり。元気そうだね」
『うん…リーマスも』
「まだ居てくれて、安心したよ。今日も来ると思っていなかったから驚いた」
『うん…シリウスがね、突然現れてさ。今日参加する様に言われたの』
「へぇ…シリウスが？君の居場所を知っていたのかい？」
『ううん、私は誰にも伝えていなかったよ。でも、大体居そうな所は目星がついてて、探したんだって。ビックリしちゃうよね』
すると、リーマスは「ふーん…」と言いながら、遠くに居るシリウスに眼を移した。
彼はまるで学生時代に戻った様に、ジェームズとふざけ合っては楽しそうに笑っている。
ー執念かな？やっぱりまだAの事…
心の中でそう呟くと、嫉妬心が湧きでてきてしまった。
…彼女の事を知っているのは、自分だけで良いのに。
でもそんな黒い感情が出るのは、きっとしばらく1人で過ごしていたからだ…
悶々と考えていると、ふと横から聞こえたAの声によって、現実へと引き戻された。
『でも、リリーとジェームズが結婚する事になっているなんて、全然知らなかったからさ、聞いて驚いたんだよ〜。いつの間にプロポーズしてたんだろ』
Aは難しい顔をしているリーマスに気付く。
『…ん？どしたの、リーマス』
そう言って顔を覗き込んでくる彼女に、リーマスは眉尻を下げて微笑んだ。
「んーん。何でも無いよ。いつか君もお嫁に行っちゃうのかな、と思ってね」
『ええッ？私？うーん、全然想像がつかないけど…』
Aは驚いたり、考えたり、慌ただしく表情を変えている。
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piyo(プロフ) - 日ニコさん» 日ニコ様、コメントありがとうございます！うわあぁ、神だなんて…！！嬉しすぎます(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね。応援ありがとうございます！ (2021年6月22日 23時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
日ニコ(プロフ) - ハリーポッターの小説を探しに探してやっと見つけました！控え目に言って神小説です！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2021年6月22日 19時) (レス) id: 813cbeef3d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 白猫さん» 白猫様、コメントありがとうございます！う、嬉しい…(/ _ ; )作ってよかったです。。魔法が使えたら、あの世界に行けたら…と思うと、色々と妄想してしまいます笑 拙い作品ですが、今後ともよろしくお願いします(^^)！ (2021年4月9日 23時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - こんばんは、コメント失礼します。piyo様の描く魔法界の世界観がだいすきで心温まりつつ、ドキドキしつつ、読ませて頂いております。上手く言葉に表現出来ずもどかしいですが、本当にこの作品が大好きです！今後の展開も楽しみにしています^ ^ (2021年4月9日 22時) (レス) id: 82d1d6768d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 魔法使い隊さん» 魔法使い隊様、コメントありがとうございます！更新遅くてホント申し訳ないです…(>_<)これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。よろしくお願いします(^^)！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2021年3月21日 0時
