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クリスマス休暇がやって来た。
スラグ・クラブのメンバーは、パーティーに参加する為に、帰省せず学校へ残った。
Aは大きな溜め息をついた。
結局、リリーに毎日の様に懇願され、渋々参加する事にしたのだった。
元々帰省をしないので、学校に残る事はいつもの事だったが。
今年のスラグ・クラブのクリスマスパーティーは、何故かホグズミード村にある�犹伊椶冷境瓩砲導�催されるらしい。
思い切り着飾って参加する様に。との指示だったが、無視をして普段着で来た。
ーとりあえずパーティーに参加して、美味しいもの食べたら適当な所で抜けよう。
それでハニーデュークスにでも行こうかな…
あ、リーマスにお菓子のお土産買って行ってあげよう。
想像したら、中々楽しい気持ちになってきた。
この気持ちのまま、早いところ向かってしまおう。
大広間の前を通り過ぎて、校舎を出ようとした所、誰かに呼び止められた。
「A？」
振り向くと、マクゴナガルが立っていた。
『先生』
「何処へ行こうとしているのです？」
『あ…えーと、リリーの代わりに、スラグ・クラブのクリスマスパーティーに参加します』
そう言うと、マクゴナガルはAの爪先からてっぺんまで、眉を寄せながら見た。
そして溜め息をつく。
「…まさか貴女、その格好で行こうとしているのですか？」
『え…』
「こちらへ来なさい。ほら、早く！」
マクゴナガルはそう言うと、Aの腕を掴んで引っ張って行った。
『え、あ！？ちょっ…先生！？』
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マクゴナガルの私室から、嘆く声が聞こえてきた。
『うわーーやだーーー』
「ほら、これでバッチリです。とても素敵ですよ」
Aはマクゴナガルによって、赤紫色をした膝丈のドレスを着せられたのだった。
「さあ、楽しいパーティーに行ってきなさい」
マクゴナガルは珍しくニッコリと微笑んだ。
帰る場所が無くクリスマス休暇も学校に残っているAを、マクゴナガルはいつも不憫に思っていた。
その為Aがパーティーに参加すると聞いて、またと無い機会だと意気込んだのである。
ーいっぱい楽しんでくるのですよ、A…
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piyo(プロフ) - 凛さん» 凛様、コメントありがとうございます(^^)そう言っていただけると本当に嬉しいです！頑張って書きますね。これからもよろしくお願いします！！ (2020年11月7日 9時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
凛 - もう、大好きです、！！更新待ってます！！！！！ (2020年11月7日 2時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年9月18日 0時
