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Aとセブルスは天文台の塔から移動し、校舎から出て、湖のほとり周辺を歩いていた。
Aがまだ医務室へ戻りたくないと言って駄々を捏ねたのだ。
セブルスは呆れながらも、仕方なくそれを承諾し、少しの時間だけだと念を押した。
Aが足を引きずっている為、セブルスは彼女の肩を支えてゆっくりと歩いた。
「…これで僕も共犯だな」
『え？何が？』
「君を医務室へ戻さず、連れ回しているという事だ」
『あー…ごめん』
「フン、まあ良い。本当の事だからな。…それより、杖はどうしたのだ？何故魔法で怪我を回避しなかった？」
セブルスが怪訝な顔を向ける。
Aは言いにくそうに口ごもった。
『…うーんとね、とられちゃった』
「は！？」
『正確には、穴に落ちる前に先輩達に預かってて貰ったんだ。まだ返してもらってないけど…。だから、1人じゃ穴から出られなかったし、助けを呼ぶことも出来なかった』
「…杖無しの魔女なんて、聞いた事ないぞ」
『ちょ、言い方酷いな…あ、そうだ』
Aは何かを思い出した様に、彼を見た。
『ねぇ、セブルスさ、あの日…私が穴に落ちた日の夜、どこにいた？』
「…ブラックからも同じ事を聞かれたが、まさか君も何か疑っているのか？」
『え？違うよ。貴方の姿を見たんだもん。まずあそこらへんで』
Aはそう言って、近くの木の下辺りを指差した。
『それで私、追いかけたんだけど…すぐ居なくなっちゃった。代わりに、先輩達が居たの。そして、貴方に会わせてくれるって言われて…』
セブルスは眉をひそめた。
Aは続けた。
『その後は、禁じられた森の中で貴方の姿を見た。穴に落ちる前だよ』
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piyo(プロフ) - 凛さん» 凛様、コメントありがとうございます(^^)そう言っていただけると本当に嬉しいです！頑張って書きますね。これからもよろしくお願いします！！ (2020年11月7日 9時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
凛 - もう、大好きです、！！更新待ってます！！！！！ (2020年11月7日 2時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年9月18日 0時
