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Aは言葉に詰まった。
リリーが闇の魔術を嫌いな事は勿論知っている。
しかし、自分は以前、セブルスに言ったのだ。
何かに熱中出来る事があるのはすごい、羨ましい…と。
それはAの本心だったし、人に危害を加えなければ問題無いじゃないか。
そう思っていた。
その上、あの彼がそこまで好きなものを、容易に否定は出来なかった。
リリーは溜め息をついた。
白い息が舞う。
「A…前にも言ったけれど、貴女は優し過ぎるわ。闇の魔術なんて、良くないに決まっている。何の為に授業で防衛術を習っているのよ？…それにほら、�猯磴里△凌有瓩�使うのよ。そんなものに傾倒しているって事は、彼を崇拝している以上の何ものでも無いじゃない」
『…そうとは限らないんじゃないかなぁ…』
「ううん、絶対そう。彼は死喰い人になるつもりよ。…そんな事になったら、私はもう、彼とは縁を切るわ」
『えぇ…！？』
焦るAを他所に、リリーは早足で歩いて行ってしまった。
Aは立ち止まり、呆然とその後ろ姿を見ていた。
ーこれはちょっと…いや、かなり重症だぞ…
セブルス…
頬を掻いて溜め息をつく。
しかし、冷気に身をブルッと震わせると、急いでリリーの後を追った。
…この時、気が付けば良かったんだ。
セブルスの事を、何がなんでも止めなければならないのだと。
さもないと、大事な物を失う事になると…。
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piyo(プロフ) - Lilyさん» Lily様、初めてのコメントをこの作品にしていただき、とても嬉しいです(^^)ありがとうございます！とても励みになりました…（自己満になっていないか、楽しんでいただけてるのか不安だったので^^;）これからも精進します！よろしくお願いします！ (2020年8月20日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
Lily - コメント等は初なもので…変だったらすみません｡今日いちばん最初のお話を読んでからめちゃくちゃハマってしまって最後まで一気読みしてしまいました笑 すごくこのお話好きです｡面白いし幸せな気分になれます♪ これからどうなるのか楽しみです^^* 応援してます！ (2020年8月20日 15時) (レス) id: 1189c26aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年7月12日 22時
